2019年一押しの 本はえらい店長さんの『しょぼい起業で生きていく』な、節約系ミニマリストのルパン座3です。
しょぼい起業で生きていくを一通り読み終わりましたりました。
「お金をかけずにとりあえず起業してみる」という本来昔から個人事業主がやってきた手法を、しっかりと説明した本です。
「しょぼい起業で生きていく」を読んだ感想
「お金と時間をしっかりかけた起業本」が多い中で、異色な本だと思います。
雇われて仕事をするのが嫌だ→ネットで稼ぐ!がイケハヤ尊師の流派とするならば、
雇われて仕事をするのが嫌だ→しょぼいけど実店舗で稼ぐ!というのが、
えらてん流派の戦い方です。
個人的にはしょぼいけど実店舗で稼ぎながら、その様子をブログにあげたりyoutubeに流せば、自然とネットでも稼げるわけだから、同時にやれば良いと思います。
問題点はですね、イケハヤ尊師のやり方だと口八丁手八丁でネットで薄く広い人脈を作れば儲けられるけれども、えらてん流のやり方だと実世界で人と関わらないといけないから、コミュ障にはハードルが高いな・・・・
友人が多いほど、しょぼい起業は低コストでできますからね。
でも、我らがはてなブログ界のカリスマ「pha」さんはかつてこうおっしゃいました。
「人の輪に入っていくのが苦手なら、自分がイベントの起案者になればよい。
そうなれば、みんな話しかけてくれるし、かまってくれる」とね。
だから、しょぼい起業を始めて、だんだんと自分中心に人の輪を広げていけば良いのではないだろうか?
ちなみに、「しょぼい起業で生きていく」の中で、えらてんさんとphaさんの対談ページもありますので、必見です!
センター試験後、これから国公立大2次試験で経済学部を受ける女子高生に「しょぼい起業で生きていく」を薦めてみた
私が雇われ店長をしている店で、6月までバイトをしてくれていた高3の女子高生が、
センター試験後に遊びに来ました。
なんでも、受けたい経済系の学部は2次試験は小論文のみだそうで。
国語は得意だから小論文自体はいくらでも書けると本人は豪語していましたが、
「これからの沖縄の経済をよくするために、あなたはどのようなことをしていくべきだと思うか」というような根源的なお題が出たときに、人並みのことしか書けないから、とがった内容の経済学の本を探しているとのことでした。
とすると、これは「しょぼい起業で生きていく」を薦めるしかないよね!
私のもっていた本verは合格前祝にプレゼントして、電子書籍を買いなおしました。
これで大学に受かってくれたら、また春休みからバイトに戻ってきてくれるって。
とても優秀な子だから、ぜひまたバイトに来てほしい。
「しょぼい起業で生きていく」があれば、合格間違いなしだ!
ていうか、もしかしたら今年の小論文は、「しょぼい起業で生きていく」に影響を受けた経済学部の学生が増えて、在学中に起業しちゃうということも増えるかもしれませんね。
そして、大学在学中に起業して、サクッとその会社を売って、その資金でまた会社を作って~を繰り返して、経営コンサルタントになって、2~3桁億円のM&Aを本当に成功させる人間も出るかもしれないないな。
2019/02/09記事作成