バビロンの大富豪 第8話 「バビロンの知恵」は現代にも通用するか 朗読 オーディオブック
先日の記事で、投資よりもまずは奨学金の返済(借金の返済)を優先する!
という話をUPしたばかりなのですが、
その後バビロンの大富豪を読んで
(というかyoutubeでオーディオブックを聞いて)
思うことがあったので、書いてみます。
バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか
- 作者: ジョージ・S・クレイソン,大島豊
- 出版社/メーカー: グスコー出版
- 発売日: 2008/08/08
- メディア: 単行本
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バビロンの大富豪の第8話に書かれている話として、
借金まみれの考古学者の大学教授夫妻の話が出てきます。
この夫妻は、色々な人から借りた借金で首が回らなくなり、
毎月の収入をほとんど借金返済のために充てる日々を送っていました。
そのため、日用品を買うお金にも困り、新たなクレジットカードで
買い物をするようになり、むしろ通常より買い物コストが上がってしまっている
状態でした。
そのような生活状態を、だれかに大学にタレこまれでもしたら、クビになってしまうのではないかという不安もずっとありました。そうなると、仕事にも身が入りません。
この夫婦に転機が訪れたのは、仕事でバビロンの5つの石板の翻訳
を頼まれたことでした。
この石板には古代のある人物の借金返済方法について書かれていました。
おおまかな内容としては、
「必ず収入の7割以内に収まるように生活をし、
2割を借金返済に充て、
1割を自分のため
(将来のため、投資のために)にとっておく」
というものでした。
この夫婦は、まず毎月必ず収入の2割分を借金の比率に応じて、
金を借りているすべての人に返していくという約束を取り付けました。
いままで、まったく借金が返済されなかったり、一度にたくさん返済があっても、
その後返済が無かったりすることがあった貸主からすると、
少しずつでも確実に毎月返済が行われるということで、安心できるということで、
この計画を承認されました。
そして、借金は少しずつ確実に返済され4年ほどかけてすべての借金を返済することができました。
その後は、借金返済に回していた2割分も、自分のためにとっておく1割分に加算して
取っておくようになったので、老後に悠々自適な生活を送れるだけの資産ができたとさ
めでたし、めでたしというお話です。
もちろん、利率の高い消費者金融から借りているという人がこれをすると、返済までの
期間が長くなり、利子分の損が出ます。
これは、利子が無い、もしくは利率が低い借金をしている人にはおすすめの方法かもしれません。
ある分すべてを借金返済に回してしまうと、
儲けるチャンスに出会っても、元手のなさから動くに動けません。
また、いつもギリギリで生活をしているとお金が足りなくなる不測の事態の時に、
クレジットカードで後払いで支払ってしのいだり、カードローンから高い利率で
お金を借りるということになり、むしろ借金を増やすことにもなりかねません。
私の借金は有利子年2.2%の奨学金128万円です。
月収の1/2で生活することは、このまま維持しますが、
残りの1/2の9万2千円をすべて借金返済に充てるのではなく、
7万2千円を借金返済に、2万円を自分のためにとっておく形に来月から変えます。
ボーナスは全額借金返済に使います。
状況を見て、自分のために毎月ためる2万円を使って小商いで+収入を目指します。
小商いが思いつかない限りはそのままため続けて時機を待ちます。
来月で引っ越しをするので、それにより家賃が浮いたら、さらにもう2万円
自分のためにとっておく金額を増やします。
このように考えていけば、借金返済もゲーム感覚で楽しくできそうです。
やはり、こうやったら儲かるかも!というアイディアが思いついた時に動けないのは、
私にとってものすごいストレスになります。
ストレス発散のためにも「最低月2万円ずつ自分のためにとっておく」ようにします。
もちろんパチスロ、宝くじなどで儲けを狙うというアホがやることはしません。
堅実に元手を確保しながら少しだけ儲けを目指します。
では、ご報告でした。