節約系ミニマリスト0.5~怒涛の和牛農家就農編

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コインチェックの営業利益率の異常な高さ見た?あれ見てまだ仮想通貨買うの?

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どうも、節約系ミニマリストのルパン座3です。

本日、コインチェックの2017年3月期の営業利益や営業利益率についての

公表のニュースがありました。

 

 

皆さん、確認されたでしょうか?

もちろん仮想通貨を買ってるという皆さんは、確認されたと思いますが、

そうでない方も、興味深い記事ですので、

一度上記のニュースを 見てみたほうがいいと思います。

 

コインチェックは仮想通貨NEMの流出問題を受け、

473億円の特別損失を計上しました。それだけを返金するという事です。

 

普通に考えてそれだけの損失を出したら、

 利益が残ることはなく、むしろ400億以上の赤字になると予想されますよね?

 

ただ、今回公表された業績見込によると、

2017年3月期末

営業利益が537億円

売上高が626円

売上高に占める営業利益の割合を示す営業利益率は86%

という驚異の衝撃性の高さを示しました。

 

これだと473億円の特別損失を計上したとしても、

税引き前利益が63億円となります。

税金払っても十分に黒字になります 。

 

 

死にかけていた今年2月3月の営業利益ですら、5億円の黒字を確保していました。

あの時期ですら黒字を出していたのですよ!

 

そして、86%は信じられない営業利益率の高さです。

自分の店や会社の営業利益率を計算して86%なんて数字が出たときは、

「あ~計算間違えしたな、一桁ずれとるわ」と思うレベルですよね。

 

上場企業の2017年 営業利益利益率ランキングで、

86%以上以上の成果を出した企業は 一社しかいません。

その一社も前年の利益が2017年にずれ込んだだけというイレギュラーで、

 営業利益率が高いだけでした。

 

営業利益率が 高いと言われる、

スマホゲーム会社である mixi でも43%程度の営業利益率でしかありません。

あんな絵のデータを売っているだけの利益率の超絶高い企業ですら、

43%です。その2倍なのです。

小売業であれば 5%でも優秀と言われるようなものです。

それが86%という驚異の営業利益率を叩き出しています。

 

どれだけ、濡れ手に粟の商売だったかというのが分かるかと思います。

本来それだけ儲かってのであれば、 数百億円をかけて、

しっかりと セキュリティにお金を使うべきだったのです。

 

しかし、コインチェックは2016年の営業利益が7億 2000万円弱と

それほど高くなかった企業なのです。

その会社が、75倍にも急増した営業利益をカバーできるだけの社員を

たった1年以内に揃えるというのは確かに無理だったでしょう。

 

 

ご自分の会社で考えてみたらわかると思います。

顧客が75倍も来たら、全員が毎日残業して必死にさばいたとしても、

3倍の顧客を回すのでやっとでしょう。

 

75倍ですよ。せめて人員を20倍くらいにはしないと無理です。

急にそんなに人を集めるのは無理ですし、集めたとて社員研修をして

戦力になるのは半年後とすると、どうやったって無理な話です。

客のお金にまつわる個人情報を取り扱うので、リモートワークなんて無理ですし。

 

事業拡大を 抑えるべきでした。

しかし数百億円濡れ手に粟で稼げるのであれば、

多少無茶して突っ込んで行きたいと思うのは仕方がないかもしれません。

 

その無茶なツッコミをして、ぼろぼろになってもなお、

今期黒字で終わったというのは、仮想通貨ブームがどれほどすごいのかということを示しています。

 

今後、訴訟にかかる費用は、せいぜい20億程度と計算しているようなので 、

その訴訟費用を用意したとしても、 コインチェックを買収した

マネックスの利益拡大は確定的でしょう。

マネックスは うまいことやったなと思います。

 

それにしても 、ここまでコインチェックが利益を上げていたというのことは、

誰も予想しなかったのではないでしょうか?

せいぜい数億円の利益だと思いませんでしたか?

 

SBI ホールディングスの北尾社長は1月末の会見で、

コインチェックに対して、

「 あんなもんはカス中のカスである」と激怒されていました。

 

それもそのはずで、SBI ホールディングスも

仮想通貨事業に乗り出そうとして、 システム構築に苦戦をしていました。

巨額の費用をかけて専門家を呼び、慎重に慎重を重ねて、

対策を練らないと作れない巨大なシステムの構築が必要だったからです。

 

それをせずに、CM広告にガンガン金を入れて、

濡れ手に粟でアホほど利益を上げていたベンチャー企業ですからイラついて当然です 。


 

上記のサイトの表を見ていただけばわかりますが 、

SBI ホールディングスの2017年3月期

営業売上は2619億円

営業利益は437億円です。

営業利益率は16.6% です。普通に考えれば、非常に優秀な企業です。

 

しかし、返金がなければ

コインチェックの営業利益は537億円でした。

カス中のカスと批判していたコインチェックの方が、

全グループ会社総出で稼ぎ出した営業利益よりも、

カス中のカスのベンチャー会社が100億円も多く、

営業利益を上げていたのです。

これは驚異的な話です。

 

会見で、北尾社長は、

460億円もの返金をあんな会社ができるわけがない。

それだけのお金を扱えるのは、20年から30年歴史を踏まえて

収益を出して、内部留保が潤沢な会社でなければできることではない。

昨日今日出来たベンチャーが出せるとは思えない。

と言っていました。

 

SBI の社長をしても 、コインチェックがここまで利益を上げていたことが

予想できなかったわけです。

 

それくらいコインチェックの勢いは、すごかったということです。

仮想通貨バブルだったわけです。

末期にはワイドショーでも仮想通貨について、

特集が組まれるようになっていましたので まさにバブルだったと言えるでしょう。

世界恐慌の時の靴磨きの少年の話の状態ですね。

 

ただ、そのバブルがまだ崩壊しきったとは言えません。

持ち直しつつあります。

一時的な下落であると判断して、まだこれから追加で買おうとしている人も、

多くいるようです。 そしてそれを煽っている輩もいます。 そう、 みんな大好きイケダハヤトさんですね。

高知に引っ越してお金にとらわれない生き方を模索していた、

ある意味ミニマリストの 目指したいお手本のような方でしたが、

今は仮想通貨の操り人形 です。

 

 

最近では育児も全く手伝わないと奥さんに暴露されていましたね。

昔は抜群にかっこよかったのにな。

そろそろ仮想通貨についての宣伝は 抑えていただいて 、

儲けたお金は 高知を盛り上げるためにでも 使っていただければ なと思います。

 

まあ、他の人のために使わずとも、仮想通貨の屍から巻き上げたその巨万の富で

毎日楽しく暮らせば いいのではないかなと思います。

とりあえず他の人をこれ以上巻き込んで、

自分の更なる養分を増やそうというのは 止めていただきたい。

 

アメリカの10年物国債の金利が 3%を超え始め、

イールドカーブのフラット化が 本格的に始まった今、

 株やその他金融商品の暴落が始まります。

 

その先行指標的に、仮想通貨は真っ先に暴落が起きるはずです。

株と違って、流動性が低い商品なので、 流動性パニックで

株以上の暴落がこれから起きます。

なので流動性が高いうちに、大手投資家は仮想通貨からまず 現金化するはずなので、 そろそろ 手仕舞い時期じゃないでしょうか。

 

日本人の投資家が株の売買 ができない ゴールデンウィーク時期が、

暴落し始めの 起点になりそうな気がします。

ゴールデンウィーク前までに仮想通貨を追加で買って行こう!

株を追加で買っておこうというのは、 怖くないですか ?

 

イケダハヤト氏と一緒に 心中覚悟でやるのもいいですが 、

イケダハヤト氏は もう手仕舞い初めて、

最後の小遣い稼ぎをしてるだけではないでしょうか?

大変賢い方ですから。

地獄へ行くのも一興。

 では、ありがとうございました。

2018/04/27記事作成