どうも、回り道ばかりのろくでなし、
節約系ミニマリストのルパン座3です。
ただいま、新婚旅行の友人のガイドをするというアルバイトで 台北に来ています。
いつもなら 旅行中でも、 一食 1000円以上 かかる店へ行くということはまずないのですが、 おごりということで 昔から行きたかったお店 である欣葉を予約しておきました。
値段もそうですがそれ以上に 一人旅で食べに行っても 本領を味わえない お店なので 今まで行ったことがありませんでした 。
円卓 をぐるぐる回しながら、
色々な料理を食べるというスタイルなので、 大人数で行くほど楽しいというタイプのお店です 。できれば10人くらいで行きたい お店 です。
予約を取って行ったのですが、
入り口では 予約を取ってきた人間、
取っていない人間とが入り乱れ、
なかなか バタバタしていました。
予約をして行きましたが、 席がいっぱいということで10分待たされましたくらいです。
予約を取ってきていない人間は、
そのまま追い返されていました。
それだけ大人気のお店ということです。
必ず予約していきましょう。
お茶代は無料なのですが ずっと温かい状態を保ってるようになっています。
冷たい飲み物でご飯を食べないというのが、高級店ぽいですね。
熱いお茶と温めてもらった 紹興酒 を飲みながら 食事を進めます。
正直 紹興酒 はあまり美味しくなかったので、
個人的には ビールが飲みたかったですが、
新婚の二人には美味しかったみたいです。
紹興酒は好き嫌い分かれるお酒です。
最初に来たのは豚レバーのステーキです。
レバーというのは処理が難しく 店の 腕前が わかる料理だと美味しんぼで言っていましたが、 レバーなのにぷりぷりで
生じゃないけども、火を通しすぎて固くなっていないギリギリのラインで作られています。
こんな料理は自宅ではまず無理です 。
おそらく生のままになってしまい 、
食中毒を起こすか 、火を入れすぎてしまうかのどちらでしょう。
この料理のように ギリギリ生ではないという 抜群の火の通し具合 の料理を得意とするようです。
豚の角煮のように ベタだけど普通に美味しい料理もたくさんありました。
この 角煮 は素晴らしく柔らかく煮込まれています。 角煮なのにもはや角がありません。
一番驚いたのは しじみの にんにく醤油漬けです。
写真では分かりづらいですが こんなに生っぽい状態の 淡水の貝を食べたのは、 生まれて初めてです。
海の貝であれは生で食べても大丈夫ですが、淡水の貝を生で食べては寄生虫の危険性がものすごく高いです。
この料理は50°くらいの温度で 長時間 漬け込むことで 作る料理です。
加減を間違えれば生っぽさがないただの茹でたシジミになってしまうところを うまいこと火を通しています。
この料理が一番美味しかったです。
驚愕の美味しさでした。
今まで食べてきた貝料理で ダントツ 一番美味しいです。
この料理は小汚い町の食堂では食べることができません 。
信頼できる店でないと 寄生虫 、食中毒が怖すぎる料理です。
名物の蟹おこわです 。
これは正直まあまあでした。
台南のレストランで食べた蟹おこわの方が 美味しかったです。
デザートには有名な杏仁豆腐を食べました。
普通は杏仁豆腐と言いながらも 含まれているマンゴーなど果物おいしさで美味しさのレベルを引き上げているお店が多いですが、 ここは杏仁豆腐自体がものすごく美味しかったです。 さすがの人気メニューでした。
紹興酒を頼んだこともあり、3人で2万円しましたが、それだけの価値ありです。
ましておごりだから2倍おいしい!
この味を知ってしまうと なかなか他のお店で満足できなく なりそうで怖いではあります。
「舌を肥やすな、 飯がまずくなるぞ」
という名言があります。
美味しさを覚えておきつつも、
舌をならさないようにしていきたいです。
このお店の レシピ本が売ってるようなので日本に戻ったら注文しようと思います。
2018年10月21日記事作成