節約系ミニマリスト0.5~怒涛の和牛農家就農編

投資のための節約。節約のためのミニマリズム。和牛繁殖農家を目指す。

安全と安心をごちゃまぜにして中国産野菜とか冷凍食品を嫌うことはしない節約系ミニマリスト

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どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。

 

Yahoo ニュースで業務スーパーの食材を使って一ヶ月の食費を7000円以下に抑え節約している Instagramerの記事があり、

それに対して「中国製の冷凍食品を使うなんていうことをしていたら健康を損ねて結果損するのではないか」という意見が数多く書かれていました。

 

その意見を見て、まだまだ安全と安心との違いがわかってない人がたくさんいるんだなと思いました。
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中国産の冷凍食品が危険で日本産の生鮮食品のほうが安心であるというのは思い込みに過ぎません。

 

そもそも科学的客観的な裏付けがあって安全であると言う墨付きがあるから、中国産の冷凍食品を販売できているわけです。

 

中国から輸出する時にも検査しますし、日本で輸入するときにもしっかり検査をします。

2ヶ国で検査するので日本国産の野菜よりもチェックの回数が多いとも言えるのです。

 

そして検査して残留農薬が多かったりすれば取引停止になります。そのようなリスクを犯してまで農薬を大量に振る理由がないのです。

 

そもそもカットして冷凍するのであれば見栄えを気にしなくて済むので、農薬ふりかけまくって虫食いをゼロにする必要がないんですよね。

 

一方国産の生野菜であれば虫食いをゼロにした状態で販売した方が売れるので、収穫の2、3日前に軽く農薬を振って最後に虫に食われることがないように処理をしたりします。

 

そうなってくると、果たしてどちらの方が危険なのかっていうことにもなってきますよ。


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まあ答えとしてはどちらも安全なんですけどね。安全じゃないとしたら、JA の検査で引っかかったりしますからね。

 

もちろん全数調査ではなくて、一部を取り出して調べる標本調査なので、全てを調査してるわけではありません。

 

しかし確率上この程度の標本調査をすれば、ほぼ問題ないであろうという計算の元標本調査をしておりますので科学的には安全という結果となります。

それでも全数調査じゃないから危険だとのたまうのであれば、確率の計算がろくにできないということを認めることになりますよ。

 

安心はしょせんイメージであって、安全は科学的客観的な根拠に基づいて出される指標となります。

 

隣の奥さんからもらった家庭菜園で作られた野菜の方が安心なような気がするかもしれませんが、日本でも中国でも科学的にチェックされている中国産冷凍野菜の方が安全と言えるのです。

 

隣の奥さんが家庭菜園で農薬や化学肥料は使ってなくても、過剰に有機肥料を使っているために植物内に有害物質がたまっている可能性もありますからね。そして家庭菜園で作った野菜は科学的にチェックすることもないでしょうから安全性の担保がありません。

 

でも安心と安全をごっちゃにして安心安全だと思ってるんです。

 

そもそも中国産の野菜は危険で、ベルギー産の野菜は危険じゃないとかっていうのは差別的なイメージですよ。

 

ただ、ものすごい低い確率ではありますが、農薬などが残った状態でこちらまで届く可能性はあります。リスクはゼロにはならない。だから国産だろうが外国産だろうが同じ食材ばかりをヘビーローテーションするのは良くないです。

 

色々な食材をちょっとずつ使っていけば危険性はかなり下げることができますので、そこでリスクヘッジはしていけばいいんじゃないですかね。

 

なので業務スーパーで買った、色々な中国産冷凍野菜ばかりを使ってる人がいたとしても危険なことをしているというわけではないんですよ。うまいかうまくないかは別としてね。

 

2021年3月17日記事作成

 

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