節約系ミニマリスト0.5~怒涛の和牛農家就農編

投資のための節約。節約のためのミニマリズム。和牛繁殖農家を目指す。

9月セリで4頭出しで160万円でしか売れなかった。円安と飼料価格高騰の影響出すぎ

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どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。

 

台風で延期になっていた実家の島での9月セリが行われましたが、ここ10年で最低の結果となっています。

原因としては

①円安とロシアウクライナ戦争による飼料価格高

②台風で先週予定のセリが今週に延期となり、買ってくれる肥育農家に飛行機代などのコスト増があった

ということだと思います。

ただ30万円台2頭、40万円台1頭、50万円台1頭で合計160万円平均40万円というひどい結果でした。これだと60万円くらいの利益にしかなりません。

内の出した子牛の出来血統が悪かったこともありますが、それでも例年だと4頭も出せば200万円以下にはならなかった。

 

市場全体としても90万円台の牛がゼロというありさまでした。通常なら何頭か百万円以上で競り落とされるところが、そのような高レベルの牛でも80万円台でしか売れませんでした。

基本1頭に月20万円前後ずつ値段を下げられている感じだな~

 

子牛を1年育てて売るうちのような繁殖農家だと、飼料高と言っても1頭当たり2,3万円経費が増えるだけだけど、うちから子牛を買って1年かけて飼料をたらふく食べさせて大きくする肥育農家だと、飼料高によりほとんど利益が出ない感じになっているのだろう。

だから子牛の買い付けの値段を下げて利益を取るような作戦に出ているのだね~

 

ただこんな値段が続くと、いくら牛の頭数を増やしても薄利多売状態で全然利益が増えて怒んな~

再来年から実家を継ぐ予定だけど、別で正社員をしながら母牛20頭程度の牛飼いを並行してやる形にしないと危ないかもしれんな・・・

 

姉の働いている病院で事務員の正社員をいつも募集しているからそれに応募して、毎日8時~17時で働きつつ、出勤前に牧草刈り→餌あげ、退勤後に糞尿処理→餌あげというのをやりつつ、人工授精などは昼間父に牛を見てもらってタイミングを見てやってもらうみたいな感じで10年はしのぐ感じになるかな~

 

10年たてば和牛農家も減っているし、中国への輸出とかも本格的にできるようになるだろうし、円安で海外の旅行客がバンバン和牛食べてくれるようになって値段が上がるかもしれん。

 

それまでの10年間は、病院の事務で年200万円+社会保険料を払う、牛の利益は個人事業主としてまるまる入るので(牛の儲けに関して所得税と住民税は免除という特例がある、また社会保険料は病院で働いた給料のみにかかる)、+300万円

年間500万円の利益は確保できるか?

 

プラスして妻がやるアクセサリー店の売り上げはすべて妻の小遣いにできる。言い換えれば、お小遣いを渡す必要がなくなる。義実家にも多少送金したいみたいだけど、その費用もそこから出せるだろう。

 

私はお金をほとんど使わないし、野菜は自給自足できるしで年間300万円ずつは手元に残るかな~そしたら3千万円は貯まるけど。

そううまくはいかないんだよな~

 

まあ、牛だけで生活しようとすると怖さがあるから、牛+何かの二刀流状態が良いだろうな。牛に関しては趣味と実益をかけているから、あまり苦じゃないしな。

体の動く40代50代はちょっと無茶してお金稼ぎたいな。

 

20220910記事作成

 

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