節約系ミニマリスト0.5~怒涛の和牛農家就農編

投資のための節約。節約のためのミニマリズム。和牛繁殖農家を目指す。

今年最初の牛の出産は残念ながら死産

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どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。

 

年末年始で帰省中に牛の出産がありました。

この母牛は3産目でしたし、予定日通りだし、子供も普通サイズっぽかったので、特に心配していませんでした。

しかし、破水して3時間たっても出産の始まる感じが無かったので、父が触診をしたところ逆子。
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ただの逆子なら後ろ足に縄付けて引っ張り出す助産をすればそれほど問題もないのですが、今回は逆子の中でも厄介な下のタイプでした。
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後ろ足が前に延びてしまいおしりから出るような形です。

この形だとまず自然出産はできません。

かといってこちらで足の向きを変えることも難しいので、急ぎ正月早々共済組合所属の獣医を呼んで向きを変えて普通の逆子の形でひっぱりだしました。

 

ただ破水してからだいぶ時間が経っての出産となったため、出てきた段階でかすかに動いているくらいで、心臓マッサージや注射もむなしく、そのまま死産となりました。

 

あと1時間早く手を入れて確かめていれば死なせなくても済んだケースでした。

産むのは牛、死なすのは人間とよく言いますが、まさにそんな感じで・・・

かわいそうなことをしました。

血統の良い雌だったので、状況次第ではそのまま母牛として育てて10年以上の付き合いになっていた可能性も高いです。

 

経営的には保険金が少し出ますが、伝染病などの可能性がゼロではないので、牛が死亡した場合は必ずすぐに焼却しなければならないので、その費用もかかりますし、種付け費用なども掛かっているわけなので、新車の原付バイクが帰るくらいの損害となります。

 

年始で我々の気が緩んでいた時に起きた事故です。

レアケースではありましたが、こういう人為的なミスは二度と起こらないように気を付けていきます。

 

20230101記事作成