どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。
鹿児島県で和牛農家をしていると、種付の際に県有牛でいくか民間でいくかいつも迷います。
県有牛のほうが県内の肥育業者が安心して買ってくれるので、平均価格以下では買われない可能性高い。
ただ母牛として残すなら福之姫みたいな民間の種牛のほうが良かったりもするし。
県有牛の中でも名牛と言われた華春福レベルなら、むしろ積極的に母牛候補として残せるけどそのレベルはここ数年いなかった。
華春福や喜亀忠の次世代が、華忠良、秀幸福、梅華福でその三頭はまあまあ良かったけど、梅華福以外は死んでしまい、その後継牛もパッとしなかった。
ただ、ここ1年で金華光が育種価オールHということで大活躍してきた。そして間接後代検定が終わった秀幸福の後継牛である秀巧喜(ひでたくよし)が続いてきた。

霜降り含む4基準で歴代1位 鹿児島県有種雄牛「秀巧喜」の遺伝能力 肉改研「畜... - 南日本新聞社 373news.com | Facebook https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1330983892366025&id=100063632797791
しばらくは県有牛をつけるなら、安定の梅華福か、攻めの金華光、超攻めの秀巧喜という感じになるかな。
まだ母牛候補として秀巧喜を残すのは迷うところだな。つけておいて1年後の流行りで考えよう。
新しい県有牛の益華明もデビュー当初は次世代エースと言われたけど、今はTheまあまあ牛となっていて母牛候補としては微妙だし。
母牛になったら、2代祖である父が何だったかは超重要だから、はやらんかった牛をつけたら致命的である。1年は様子見しつつ2頭くらい秀巧喜はつけておこう。
20251023記事作成