節約系ミニマリスト0.5~怒涛の和牛農家就農編

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「バックトゥーザフューチャー2」に見るアメリカ人のアジア人感の変化

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どうも、イケハヤ尊師ご推薦、万年厄年、節約系ミニマリストのルパン座3です。

 

ユーチューブでおすすめに上がっていた、バックトゥーザフューチャー2の一部を見て、この30年でアメリカ人のアジア人感が大きく変わってきたのだなと思ったので、

記事にします。

 

 

バックトゥーザフューチャー2の作成時期と映画内の時期

映画の公開は1989年

興行収入はアメリカで118億円(1ドル=100円とすると)

日本で95億円ですので、かなり日本で流行った映画と言えます。

公開時期から考えて撮影したのは1987~1988年くらいでしょうか。

日本のバブル前夜ですね。

 

映画内の時代は2015年でした。

映画内では30年後にタイムスリップした~みたいな設定だったと思います。

そして映画内で、30年度の2015年に世界(主にアメリカ)

がどうなっているかが描かれています。

もう、すでにバックトゥザフューチャー2より未来を我々は生きているのですな。

 

有名な自動でサイズ調整するスニーカーがあったり、

飛び出てくる3Dのジョーズ19の映画広告があったりします。

これは、こうなっていたら未来は楽しいだろうな~という

アメリカ人目線の未来予想です。

 

それと同時に映画内では、こうなっていたら嫌だけど、勢いから考えて

恐らくアメリカはこうなっているだろうし、このように描いたほうが、

日本でヒットするという意図で描かれたものが、

2015年のアメリカにおける日本人の影響力の大きさです。

 

 

主人公の上司は日本人

主人公であるマーティーの2015年の未来での上司は日本人です。

名前は Fujitsu ito

伊藤 富士通 というところでしょうか。

この上司に、未来の主人公はテレビ電話でクビにされます。

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上司が日本人で、しかもそいつによって主人公がクビになる?

というアメリカ人からすれば悪夢のような未来が描かれました。

 

それが当たり前のこととして、普通に受け入れられるくらい日本の勢いがあった

とも言えます。今から考えると想像できません・・・

 

ホバーボードの場面に注目

 

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そして、日本人の勢いを感じる場面は、主人公マーティーが敵から

ホバーボードで逃げるシーンでも描かれます。

 

 

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敵の3人の手下?仲間?の一人がアジア系です。

 

今でこそハリウッド映画は、仲間に必ず、黒人、アジア人、ヒスパニック、ネイティブアメリカンなどのマイノリティーを一人以上入れるのが絶対条件になりましたが、

この当時はまだそのようなものが弱いです。

その証拠にあまりこの映画では黒人がメインのキャラとしては出てきません。

 

そのような時代でも日本人は3人組のキャラの一人として登場しています。

漢字だらけのズボンを見ていると、中国人な気もしますが、

あごと上着に日の丸のペイントと、旭日旗模様のホビーボードを使っています。

 

キャラとしても白人と比べても長身であり、卑怯でチビでメガネで出っ歯

という昔の日本像から印象が良くなっています。

今なら、韓国人団体が騒ぐので、絶対このキャラは映画に出せませんねw

 

でも、このころの日本の勢いと韓国の勢いのなさから言うと、

許されたキャラでした。

韓国人には特に配慮はしなくても良いというアメリカ人の意識だったのです。

 

それくらい韓国のイメージはアメリカ人には無かったはずです。

そもそも韓国という国を知らんくらいの感じでしょう。

アジア人=日本人だった。今は韓国人のほうが有名だけどね。

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街中にも、日本語の店の名前があります。

アメリカで日本語の看板がバンバン出ているという未来を想像していたのです。

 

アメリカを日本が飲み込むかもしれないという恐れもあったのですよ。

この時期は。

 

今は、アジア人=中国人です。

明らかにここ何年間かで、海外旅行時に「ニーハオ」と

声かけられることが増えました。

カンボジアではほぼニーハオだった。

東アジアの顔をしているやつ=中国人というイメージがついてしまった。

 

 

今からバックトゥーザフューチャー続編を作るなら

今更続編を作ることは無いでしょうが、

もし、今から2040年の未来を描いたバックトゥーザフューチャー

を作ったらどうなるでしょうか?

 

恐らく中国推しの感じになるでしょう。

2040年にはアメリカですら、相当中国に押されている状態でしょう。

中国人なしにはアメリカ経済もまわらないくらいに、アメリカ経済に

入り込んできていることでしょう。

 

最近何かのネットニュースで読んだ記事は、

「このままではファーウェイに日本の企業は負けてしまう。

日本の経営者、技術者よ目覚めよ」

というような文末になっていました。

 

この感覚がすでに時代遅れです。いまだ2007年くらいの中国観のままです。

昨年度、ファーウェイは9兆円近い年間売り上げを出し、

その内1兆円を研究費に回す企業です。

日本のインフラも手掛ける日立ですら売り上げは9兆2千億くらいです。

今年度には必ず日立も抜きます。

 

 ⇒私の前のスマホこれです。超使いやすくて3万円しない。

 

浅ましく東京で爆買していた中国では、もはやありません。

いまもやっているのは中国の田舎者だけで、都会の中国人はネットで買います。

 

日本はここ10年で何も良い方向に変わらなかったけれども、

中国は10年で違う国かと思うくらいに発展しました。

10年前に日本と同レベルだったGDPは日本の2.5倍です。

アメリカの大学は中国人留学生だらけです。

 

バックトゥーザフューチャー2の未来は、

日本人の立ち位置を中国人に修正して、確かに実現したとも言えます。

 

さあ、日本はここからスペイン、ポルトガルのように、

「昔はすごかったけど、今はよく分からん。

特に印象にない。アニメ?あ~、あと、たしか、ご飯おいしいんでしょ?」

という扱いの国になっていきます。緩やかに国民総貧乏になります。

 

だから今のうちに、

貧しくても楽しく生活できる術を身につけておくべきだと思うのですよね。

そこで、節約系ミニマリズムですよ。(結論はいつもこれ)

 

2018/06/15記事作成

2018/12/26記事修正