今回は沖縄県で毎年のようにうわさになる「今年から沖縄県立高校入試の2次募集がなくなる」といううわさについての記事です。沖縄県以外の人には関係がありません。
すみません。
結論から言うと、
「今年から2次募集がなくなるということはない」
そして、これからもなくなることはないでしょう。
万が一なくなるとしても、それなら数年前からその予告をしているはずです。
高校入試の根本を揺るがす大変更ですからね。
なぜなくなることはないと言い切れるかというと、
①1次で高校不合格の生徒が毎年800人前後出る
②1次で定員まで埋まっていない高校が多く、2000人以上の枠が余っている
という2点があるからです。
1クラス40名募集のところ20名しか生徒が入らなかったからと言って、その高校の先生の給料を半分にはできません。
そのため、定員近く入学させないとコスパが悪いわけです。
また、1次で落ちた800人のうち、私立高校に入れる頭脳とお金がない生徒の場合、中卒で働くか高校浪人するということになります。
周りが高校に入って楽しくやっている中、あと1年高校受験の勉強をするなんてきつすぎますので、途中で高校進学をあきらめるケースも多いでしょう。
沖縄で名物だった成人式で暴れている層というのは、中卒と高校中退が多いですのでわざわざ2次募集をなくしてその層を増やす意味が分かりません。
ということで、沖縄県の高校入試において2次募集をなくすということをするわけがないのです。なくしたところで誰が得するのでしょうか?
そのような方針を出した県の教育員会、県知事に批判が集まるだけです。
それでいてそんな方針を出したところで、誰からかお金をもらえたりということもないでしょう。だれも得しないのですから。
ある意味、沖縄の治安や景気を悪くしたりするのには効果が出るでしょうから、沖縄をボロボロしたい人からしたらやる意味があるでしょうけど。
あとは人手不足の土建業者の経営者は喜ぶか?
でも、高校行かない子が土建業にたくさん来るかというとそうでもないしな~
稼げないけどもっと楽そうな仕事に行くのではないかな。
20200624記事作成