どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。
突然ですが、イベントバーエデンをご存じでしょうか?
事業内容:1日ごとに店長が替わるイベントバー
店のシステム:ノルマ・場所代なしで気軽に一日店長になれます。
基本:夜営業17:00~23:00(昼営業も相談可)
1万円を越えた分はバーテンダーとお店で折半→報酬をお渡ししております
(例えば、売り上げが3万円だったらバーテン側の取り分が1万円となります)
という感じで料理などではなく、企画と「人」そのもので集客するというバーになります。
このシステムを作ったのが「えらいてんちょう」さんです。
その提唱する開業資金をできるだけ抑えて、起業する「しょぼい起業」の一つとして、このエデンシステムを作りました。
自分もこのバーエデンをやりたい!という人がいれば、アドバイザー費用をもらいながらサポートして開業させてくれたりもしますが、それには他のエデン店舗で何回も一日店長をやったりして、お金ではない信用を勝ち取れた人間だけです。
ということで、えらいてんちょうさんのお眼鏡にかなった、化け物のようなすごい人だけが開業していったとも言えます。常人ではない人たちです。
その中でも、著書も出し伝説的な人物として有名だった「えもてん」さんが、自身が運営する「しょぼい喫茶店」を閉店することになりました。
お知らせ
— 池田達也(えもいてんちょう)@4月10日「しょぼい喫茶店の本」発売 (@emoiten) 2020年2月29日
休業中のしょぼい喫茶店ですが、本日をもちまして閉店することにいたしました。
突然のお知らせになってしまい申し訳ありません。
たくさんのお客様にご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
普通の会社員としては働けないし、働きたくないということで上智大新卒という特急券を捨てて起業されたのですが、起業2年での閉店となります。
その2年で何度もテレビや雑誌でも取り上げられて、ご活躍されたのでしばらく働かなくても食べていけるので売り上げの問題では無いでしょう。
ただ、有名になりすぎたがゆえにいろいろめんどくさいこと、ストレスフルなこともふりかかってきたんだろうなと思います。
開業当初のしょぼい状態のまま、ぼちぼちの状態で商売できていたら閉店という決断をしないといけないくらい追い込まれることもなかったのかな~
また、エデン名古屋の初代店長さんのないしまさんや
エデン名古屋(@EBE_Nagoya)
— 豚MEN (@men_buta) 2020年2月2日
「さよならないしまBar」にいました。
満席で楽しく飯食ってました。
ないしまさん、またいつか会える日を楽しみに待ってます。
お疲れ様でした pic.twitter.com/ZaEl2nhP1b
エデン梅田の店長イカ子さんなど、名物店長たちが戦線離脱していっています。
イベントバーとして1日店長を雇うというシステムは、毎日のように新しい店長希望者と一緒に働かなければなりませんし、エデン界隈はネットのややこしい人たちから絶大な人気があるお店なので、ややこしめのお客さんもちょいちょい来るので、運営する側としては、普通のバーよりもストレスは多そうだ。
ということで、仕事を辞めてしょぼい起業で飲食店をやるぞ!とかは簡単にやるべきではない。お金の問題もあるけど、本人の対人ストレス耐性にもよる。
対人ストレス耐性ありますけど?という人も多いだろうけど、普通の会社員だとあたまのおかしい顧客にぶつかるということは日常でそれほど多くは無い。
でも、起業して飲食店などだれでも来店できる業種をしていると、あたまおかしいやつでも普通に来店するからね。それをうまくあしらう能力が必要だ。しかもストレスなく。
そうなると、やはりしょぼい起業はしょぼい副業としてぼちぼちやっていくくらいがちょうどよいのではないかなと思う。
20200301記事作成