どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。
節約系ミニマリストの生活を極めていくと、最終的には修行僧みたいな生活になってくるわけですが、その修行僧の行う修行の中で最もきついと言われているのが、「十二年籠山行」です。
この修業は天台宗比叡山にある、最澄上人のご遺体がある浄土院にて、あたかもそこに伝教大師がおられるように毎日、食事をお供えして掃除、読経 礼拝などのお勤めをする修行です。数日ならきつくはありませんが~
これをたった一人山に籠もって、12年間修行するのが12年籠山行です。
特に掃除地獄ともよばれ、木の葉が風に散るやいなやそれを拾い、草が芽をだすや即座に抜く、その合間にもほかの葉がちり、ほかの草が芽をだす。これを追い回して一日は明け暮れる。こんな生活が12年間続くわけです。
料理をお供えして、読経、礼拝をして、掃除をひたすらするということだけを12年間やりつづけ、1日たりとも休むことができません。浄土院の敷地から出ることさえ許されないので、12年間テレビラジオ新聞、本なども見れず読めず、必要な野菜などを運んでくる世話人以外には会えずという孤独な生活です。夜の自由時間でできることも仏典などを読むくらいしかありません。
1699年ごろ確立され現在まで117名の挑戦者の名が残っているそうですが、その中で満行に到らず26名の病死者がいるそうです。
ん~すごすぎる・・・
どうせ引きこもりをするなら、これくらい突き詰めた生活をし続けると12年後にはものすごい人物になっているかもしれませんね。12年間コーランだけ読み続ける日々をおくるとか。
2019/12/07記事作成