節約系ミニマリスト0.5~怒涛の和牛農家就農編

投資のための節約。節約のためのミニマリズム。和牛繁殖農家を目指す。

モノに精神性を見出す日本人はミニマリストに向いていると思う

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 どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。

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ミニマリストという考え方でアメリカで発達し、日本に持ち込まれて流行った

考え方ですが、どちらかというと日本で流行りやすい考え方だと思います。

 

 

元々、狩猟民族であり、石の家を建ててきた欧米人の考え方の基本は、

「自然とは征服すべきもの、モノとは征服すべき物質的な物体」

だと思います。

それはより厳しい条件で大文明を作ってきたからこその発想だと思います。

 

一方、元々、農耕民族であり、木の家を建ててきたアジア人の考え方の基本は、

「自然とは共存すべきもの、モノとは魂の宿る精神的な物体」

ではないでしょうか。

 

その考え方をわかりやすく理解できる動画があります。

 


料理の鉄人 ニューヨーク日米決戦 4 森本正治 vs ボビー・フレイ

NYの和食料理人として有名な森本さんと、

森本正治 - Wikipedia

NYの新鋭の料理人ボビーさんとの対決ですが、

https://en.wikipedia.org/wiki/Bobby_Flay

11分20秒すぎくらいで事件が起きます。

料理を作り終えたボビーさんが、土足でまな板の上にわざわざ立って勝利の雄たけびを

あげました。

そのことについて、森本さんは、

「まな板と包丁は料理人の命だ。彼は料理人失格だ」と怒りました。

いまいち、何に対して怒っているのかピンと来ていないボビーさんは、

次回の対決時に、まな板をどかして、流し台に登りました。

 

 

日本人感覚からすると、

「いやいや、それでもアカンから!料理するところに土足で乗るなよ!」

という感じですが、アメリカ人感覚からすると、

「いやいや、料理作り終わっているし、そのあときちんと洗うから問題ないでしょ?」

という感じなのでしょう。

 

長い間使った物には精神が宿って付喪神になる

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と考えていたような日本人とは全然考えが違います。

日本人というより東アジアでのもともと根幹にあった考えのような気がします。

今の中国はその感覚は忘れてしまっているでしょうが、精神性を重んじるということは

元々中国の発想です。

消費こそ神!消費こそ正義!という大量生産、大量消費は欧米の考え方です。

それに戦後の日本人は毒されていないだろうか?

 

ということで、モノに精神性を見出して大事に使うという気持ちに従えば、

日本人ならだれしもミニマリストである!ということを言いたいのです。

 

一つ一つの物をしっかり大事に使いきって、付喪神になるくらいにしたいですね。

 

では、ありがとうございました。

 

2018/11/24記事修正

2020/09/17記事修正

 

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