節約系ミニマリスト0.5~怒涛の和牛農家就農編

投資のための節約。節約のためのミニマリズム。和牛繁殖農家を目指す。

子供に霊現象が起きたら虐待を疑えという私の実体験

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どうも、節約系ミニマリストのルパン座3です。

 

そんなことは、どうでもいいんですよ!

今回は怪談話~と見せかけた実際の児童虐待の話です。

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よく、子供は霊を見やすいと言われます。

その原因として、

①夢と現実の違いがあやふや

②シーツを幽霊と見間違えて騒いでいたりなど、こどもは臆病

③虐待などで精神的に追い詰められると幻覚が見える

④かまってほしくて嘘をつく

などがあげられます。

今回は③にまつわるお話です。

 

これは、

どこかの誰かの話ではなく、私の実体験の話です。

といっても、私が3歳くらいの時の話なので、私自身の記憶はありません。

この体験に関わった、両親、祖父母、姉から後日別々に聞いた内容を、

再構成して謎が解けた話です。別に悲惨な話ではないので、気軽に読んでください。

 

 

事件の始まり、分からない原因

4歳を迎えたばかりのルパン座3少年は、ある日を境に

だんだんと口数が少なくなり、笑わなくなり、泣くことも無くなり、

ついには全くしゃべらなくなりました。

 

ただ、朝起きて、ご飯を食べて、無言無表情のまま1日過ごして寝る

というだけの状態になりました。

両親が話しかけても、聞こえているのか反応すらしない、

起きてはいるけど植物状態のような感じです。

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まずは町の医者に診てもらいました。

すると、

「特に頭にけがをしたというわけでもないようだが、

脳内で何か障害が起きているかもしれない」

という事で、大学病院に紹介状を書いてもらいました。

診療所では原因が分かるレベルではなかったのです。

 

田舎から大学病院まで行って調べるとなると、

だいたいはガンなど死ぬ可能性が高い病気の時だけなので、

両親は、「このまま死んでしまうかもしれない」と落ち込んだそうです。

 

しかし、大学病院でCTスキャン?など各種検査をしてみても

原因は特定できませんでした。

他の大きな病院で調べても同じ結果となりました。

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ということは、物理的な問題ではない。

すると考えられるのは、精神的な問題だということで、

精神科に見てもらいました。

診断結果としては、

「極度の鬱状態にある」とのことだったそうです。

 

3歳児が鬱?

なぜ?

まず考えられるが、両親による虐待です。

 

特に、うちのおやじはその当時、ろくに働かないで飲み歩いているクズ

でしたので、真っ先に疑われました。

働かない父の代わりに母はミニコンビニのような商店を始め、

子育てをしながらそのお店の売り上げで、生活費を稼いでいました。

 

そのため父は、母方の親戚から

「あいつが虐待したに違いない」と、

私が治った後でも数年言われ続けたそうです。

そのおかげで父は真面目に生きよう!と思い直して、

そこからしっかりと働き出したので、それはそれでよかったではあります。

 

父が虐待をしているというのであれば話の解決は早かったのですが、

キズやアザなど虐待されている証拠となるような外傷が全くなかったので、

どうにもその線はなさそうでした。

 

そもそもルパン座3少年は、

田舎のまあまあの規模の農家本家の長男、後継ぎであり、

むしろ他の姉たちより大事に育てられてきました。

 

しかも、6歳と7歳上の姉二人から離れていたので、

もう男の子の跡継ぎは生まれないかもとみんなが思っていた時に

満を持して、誕生したのでした。

よって、虐待どころか、ものすごく甘やかされていたくらいでした。

 

それは祖父母を含め、周りの大人たちみんなが分かっていたので、

虐待の線はありえないという結論になりました。

事件発生からここですでに2か月が経過していました。

 

この2か月間、ルパン座3少年は、一言もしゃべっていません。

医者ではこの謎は解けないかもしれない・・・・・

みんな、そう思い始めていました。

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医者がダメならユタに行け

沖縄の方言で「医者半分、ユタ半分」という言葉があります。

これは体調不良の時などに、医者が半分は直せるけど、

もう半分は心霊的な問題なので、ユタでないと直せないということなのかな?

 

ユタとは、ウィッチドクターと占い師を混ぜたような霊媒師で、

霊視をして不幸や病気の原因を探ることができます。

 

医者が分からないのであればということで、

近所に住むユタのおばあさん(90歳くらい)に見てもらいました。

 

そうすると、そのユタが、

「そちらの家は昔、代々巫女

(土着信仰なので、正確には神道で言う巫女的な神様関係の女性職)の家系だった。

そして、代々受け継いでいる巫女の儀式用具があるはずだ。それが、汚れているのが見える。急いでそれをきれいにして、きちんと祀りなさい」

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というお告げをしたのです。

代々巫女の家系だった?いや、農家でしょ?と一族騒然としました。

 

田舎の頭の悪い農家の一族なので、きちんとした家系図もないし、

確実にさかのぼれる先祖は、私のひいひいひいじいさん、ばあさんの代、

明治初期まででした。

写真として残っているのは、ひいひいじいさん、ばあさんまでだし。

 

 

長老であるひいばあさんに話を聞く

 

とりあえず一族で一番年寄りのひいばあさん、当時97才に聞いてみると、

「そうだよ。儀式用具一式10年ごとに取りだして手入れして、祀っているよ」

とのことでした。いやいや、聞いていないし。

娘であるばあさんの代までは、代々長女が婿を取って家を継ぎ、

その儀式用具を祀ってきたそうです。

なので、その受け継いだ人間しか存在を知らないそうです。

 

ちなみにその後、うちの父からは長男が後を継ぐことに変わりました。

 

ひいばあさんのばあさんまでは巫女として、実際に祭祀で踊ったりしていたそうですが、何らかの原因でひいばあさんのお母さんである、

ひいひいばあさんの時に、巫女職を解かれてそうです。

 

どうも、不倫か何かで外されたらしいけど、

ひいばあさんが聞いても、詳しくは教えてくれなかったそうです。

ただ、儀式用具一式だけは祀り続けることになったそうです。

 

では、その儀式用具一式は今どこにあるのか?

と聞いてみると、ひいばあさんの娘である(私の)ばあさんが30年前から祀っているはずだと。

 

ということで、ばあさんに聞いてみると、

「家のどこにあるか分からん。引き継いだではあるが、

一度も祀っていない。めんどくさくてさ~やり方忘れたし」

とのことで・・・・

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どうやら、ひいばさんには「きちんと祀っている」と報告しながら、

30年間一度もやっていなかったらしい。

マジ頭おかしい。

 

ばあさんはそもそもメチャクチャ偏屈な人で、

子どもが成人したらすぐに離婚して、婿であるじいさんを追い出し、

自分の親であるひいばあさん、ひいじいさんは老人ホームに入れて、

優雅に一人暮らしというか、ゴミ屋敷生活をしていた変わり者です。

何でもかんでも捨てずに取っておく人です。

 

節約系ミニマリストである私と真逆な人です。

それでいてケチで、よく腐ったものを平気で料理に使い、

周りを食中毒にする人です。

 

本人は耐性があるのかぴんぴんしているのが、

ムカつくポイントでした。今は、老人ホームでごろごろしています。

じいさんとは別に仲が悪いわけではなく、週3,4回会いに行っています。

一緒に住めばいと思うのだけど、嫌らしい。

じいさんはうちのおやじの弟夫婦と住んでいます。

 

そのやばい、ばあさんが管理者だったことで、儀式用具一式が

なくなってしまいました。

 

2週間かけて儀式用具一式探す&ゴミ屋敷掃除

ということで、2週間かけて親戚総出で儀式用具一式の捜索が始まりました。

その際にゴミ屋敷のごみも処分していきました。

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トラック5杯分のごみが出たという事なので、かなりの

ゴミの量だったのでしょう。まさにゴミ屋敷。

 

しかし、それだけのごみを出しても儀式用具一式は出てきませんでした。

最後にばあさんが確認してから、30年たっていたわけです。

もうなくなってしまったのか・・・・

みんなが途方に暮れていると、

突如、屋根裏から獣の走り回る音がしてきました。

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何事かと屋根裏を開けてみても、何もいない・・・・

 

しかし、屋根裏の真ん中に謎の桐の衣装箱が!

まさか、これか?

開けてみると、巫女衣装と鈴など儀式用具一式が納められていました。

 

ルパン座3少年元に戻る

その儀式用具一式をきちんと洗って祀ったところ、

無表情だったルパン座3少年にだんだんと表情が戻ってきました。

 

巫女と言えばきつねとか犬神信仰にも結び付くから、

あのとき屋根裏で走り回っていたのは、そういう神の使いだったのかもね~

と母は語ります。

 

そして、私の表情が戻り始めて半年ほどして、

家族で「ドリフの大爆笑」を見ているときに、

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1年ぶりに大笑いをして、30分ほど狂ったように笑い転げたそうです。

1年分の感情を取り戻すかのごとく、

死ぬんじゃないかというくらいに笑い続けたそうです。

 

そこからは、完全に元通りに普通の子供となりました。

 

うちの両親は、お笑いが嫌いで、

子どものころに、「バカ殿様」やとんねるずを見ようとすると、

すぐにチャンネルを変える人でしたが、

「ドリフの大爆笑」だけは見ても良しとなっていたのは、

その時の恩が、いかりや長介にあったからだと言っていました。

志村けんとか他のメンバーには恩は無いらしい。

ドリフの大爆笑のコントの題本書いていたのは、いかりや長介だったからか。

 

以上が、両親と祖父母から聞いた話です。

ここまでは完全にオカルトの話だし、ドリフすげえ!っていう話です。

 

姉二人から聞いた事件の真実

今回のお話の本題は、この事件がオカルトではなく、

霊現象ではなく虐待が原因だったという話です。

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結論から言うと、

姉二人が弟であるルパン座3少年を虐待していたというのが真相です。

 

私が20歳超えて、姉弟3人そろった時に、

「あんたが3歳の時にしゃべらなくなった事件覚えている?

あれ、私たち二人のせいなんだよね。ほんとごめん!」

と事の顛末を告白されました。

 

時系列にまとめると、

 

①事件の7年前と6年前姉誕生。初孫&その次でほかに孫はいなかった

ということもあり、ひいじんさんばあさん、じいさんばあさん、

両親と姉二人をチヤホヤする

 

②その後、いとこも生まれて、だんだんと前ほどは

ひいじんさんばあさん、じいさんばあさんがチヤホヤしてくれなくなる

 

③最後に、ルパン座3少年誕生。跡取り誕生という事で、

ひいじんさんばあさん、じいさんばあさんがルパン座3少年ばかりかわいがる。

 

④おやじが勤めていた建設会社を辞め、実家の農家を継ぐと見せかけて、

働かずにふらふらして家にお金を入れなくなる。

 

⑤仕方がないので、姉弟3人育てながら母親が、

ミニコンビニのような商店を一人で経営する。

従業員もいないので、朝から晩まで炊事洗濯育児をしながら店番もする。

 

⑥母親が疲れのピークから、イライラして姉二人に毎日当たり散らす。

でも、まだ小さいルパン座3少年は母親からは怒られない。

 

⑦姉二人が、弟であるルパン座3少年に憎悪を向ける

 

⑧姉二人は再放送で金八先生のドラマを見て

三原じゅん子の

「顔はやばいよ、ボディやんな、ボディを」

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を見て、キズが残ると母親に怒られるから、キズが残らない方法で虐待をしようと決める。⇒わが姉ながらサイコパス発想

 

⑨ルパン座3少年が笑っていると

毎回45度くらいのやけどにはならないくらい熱いお湯をかけたり、

鼻と口をふさいで息を止めて、「このこと親に話したら、いたくするよ」

と脅したりしたそうな。頭おかしい。

 

とにかく徹底的に傷が残らない、証拠が残らないように気を付けたらしい。

小1と幼稚園年長組の2人の発想とは思えない。

それこそ、悪霊でもとりついていたともいえる。

 

それで、感情を出したら殺される!

無感情になろう!と本能的に察して、

私はしゃべらない、反応しない植物状態になった。

 

⑩病院&ユタ騒ぎになって、これはやばい!大変なことになった!

ばれたら親にぶん殴られると思った姉二人は、

そこから、異常にやさしくルパン座3少年に接するようになった。

虐待はもちろんやめた。

 

⑪そして、騒動から1年くらいたって、ルパン座3少年は自然と元に戻った。

 

ユタの人が言ったことは何だったのか

 

ユタの人が、儀式用具一式のことを指摘したのは、

そもそもそのユタとうちの一族が元々同族だそうなので、

うちの家に儀式用具一式が伝わっていると

事前になんとなく知っていたのだと思う。

 

そして、

おそらくひいばあさんから、ばあさんに受け継がれた用具が、

ゴミ屋敷の状態から言って汚れているに違いないと

予想して話したのだろうと思う。

 

屋根裏で走り回っていた獣は、

ゴミ屋敷を大掃除をしたために逃げ場が無くなって、屋根裏に逃げた

ネコかイタチかネズミかなんかが屋根裏でケンカしたのだと思う。

 

このように考えれば、姉二人が虐待をやめて、

ルパン座3少年の心が回復する時期と、ユタの人の言った

儀式用具一式を見つけるまでの時期がたまたま重なった

だけなのだと思う。

 

ちなみに、ばあさんが老人ホームに入る前にその儀式用具一式は、

うちのおやじに引き継がれ、5年前くらいに一度祀ったみたいです。

私もまだ見たことはありませんが、

ばあさんの家(つまりうちのおやじの実家)のどこかに

置いてあるらしいです。

 

まとめ、考察

このように、子供の霊現象には虐待、愛情不足がつきまといます。

幽霊のせいではなく、周りの人間が何かその子に害を与えていないか

よくよく調べてみるべきでしょう!

 

しかし、まじでうちの姉達やばいよね。

 

 

記事作成2018/08/18

2019/03/21記事修正