どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。
在職中に、職業訓練校(失業保険をもらいながら無料で通える専門学校)の受験をすることができるということが分かりまして、実家で農業を継ぐ計画のスケジュールが変わりましたので、まとめてみました。
在職中でも職業訓練校に応募が可能
まず、在職中でも職業訓練校への応募、受験は可能です。
↓くわしくはこちら
可能ですが条件として、
訓練校入学時には退職しており、離職票を退職した会社からもらいハローワークで雇用保険(失業保険)の受給手続きをしておかなければなりません。
手続き後7日間は待機期間もあるので、それも踏まえて早めに動かなければなりません。
入学時までに間に合わなければ、その分数日間は雇用保険をもらえない状態で通うことになりますので、数千円~2,3万円損しかねませんよ。
職業訓練校のうち1年間通えるものに出す場合なら、4/10日前後くらいから訓練校が始まるので、3月末退社扱いでそれまでに有休消化も終わっている形が良いでしょう。
ということで有給の残り具合にもよりますが、実質2月末前後には仕事は終わっている状態になるでしょう。3月末までに消化しきれない有給に関しては、有給買取をしてもらえるか会社に聞いてみるとよいでしょう。
ちなみに自己都合退職の場合、退職後2か月間は給付制限期間で雇用保険をもらえないのが通常ですが、このように退職後すぐに職業訓練校に行く場合はすぐにもらえるので、そういう点でも在職中に訓練校へ申し込んでおくことは大事です。
浦添職業能力開発校 溶接・板金塗装科に 1年通う場合
浦添職業能力開発校 溶接・板金塗装科 1年
8:50~16:05まで平日毎日の1年間(土日祝祭日休み)
(通う期間 4 月 12 日~ 3 月 11 日みたいな日程になる)
→GWと年末年始、旧盆期間はお休みみたいなので、その期間には海外旅行に行くつもり。
この訓練校はうちのアパートから原付で30分くらいでつく場所なので立地的にも良いです。
受験申込日程※例年
1/20~2/20くらい
↑この申込最終日の1日前までにハローワークで初回訓練相談を受けておかないといけないので、申し込み始まったらすぐに一度行こうと思う。
試験日3/5くらい
合格発表3/16くらい
4/6くらいまでにハローワークで雇用保険の手続きを完了しないといけない
ということで有給消化期間だからと言ってゆっくりしていてはいけません。
1年間職業訓練校に通うといくらもらえるのか?
私の場合は月15万5千円くらいはもらえるようなので、1年間で186万円ほどになる。
なかなかすごいな・・・
訓練校に通っている間は所得税を払わないことやスーツクリーニング代などを考えると、手取りは働いているときとそう変わらない感じだ。
退職時までに雇用保険を毎月720円くらいずつ支払っているとして16年間で14万円じゃくなので、10倍以上になる感じだ。
それでいて技術も学べ、就職もあっせんしてくれるとか。天国だな。
職業訓練校に通いながらでも支払わなければならないお金は?
まず失業保険は非課税扱いです。→これ重要☆
そのため職業訓練校に通っている間は所得がないということになるので、その期間に対しての所得税、住民税はありません。
ただし住民税は前年の所得に応じて支払わないといけないので、職業訓練校に通いながらでも住民税は支払うことになります。
翌年の住民税は、私の場合は前年1月~3月は在職している感じなので、その分だけ払う感じになります。
あと失業保険受給中には親の扶養に入るということはできません。
そのため、年金と国民健康保険料は毎月支払わないといけません。
年金前納手続きは在職中にはできないので、年金は最初の半年は普通に支払って、残りの半年は前納で支払うことで1000円くらいはお得になる。
もちろん、職業訓練校に通う最後らへんの1月末には翌年からの2年間前納申請をする。
これにより15000円くらい割引になるからね。
また職業訓練校に通っていても、付加年金(月400円)は申し込みできるので、退職後の翌月、訓練校の授業が始まる前に手続きに行っておくとよい。
会社都合での退職なら国民健康保険は所得が大幅に減ると減免申請ができるので出しておこう。
年金と違って積み立てていくわけではないので、支払わないで済みなら支払わないほうが良い。
ただし自分から会社を辞めた場合は減免申請はできません・・・厳しい。
職業訓練校に通いながら支払う毎月のお金合計
国民年金+付加年金=17000円
住民税8500円
国民健康保険料12000円
※今の会社の健康保険を2年間任意継続する手もありますが、
加入者が本人のみの場合は、年収500万円前後が分岐点の目安になる。
年収500万円以下の場合は国保の方が安く、年収500万円以上の場合は、任意継続が保険料が安くなる計算なので、国民健康保険に切り替えます。
iDeCo23000円の毎月の積み立ては継続します。長期投資はやめたら意味が薄れますから。
※iDeCoを退職後も続けたければ申請書を提出しないといけないので、退職前に準備しておこう。
ということで職業訓練校に通いながらでも、毎月60500円程度が取られていく。
といっても毎月155000円もらえるから、94500円は残る。
いまでも月7万円以下で生活しているから、月2万5千円くらいは貯金もできる。
2万5千円×12=30万円になるので、これをもしもの時の費用として現金でもっておこう。
職業訓練校に通いながら、溶接の技術を身に着けつつ30万円貯金と、iDeCoで年27万6千円追加で積み立てもできる。すばらしい。
ちなみに職業訓練校に通いながらでも週20時間未満(1日4時間未満)ならバイトもできる。それ以上バイトをすると支給日をずらされたりするのでやらないほうが良い。
ただ20時間未満場合は支給額が1日1000円くらい減らされます。
なので、バイトして増えた額の1/3分くらい支給額が減らされるので、損した気分になるのでやらないほうが良いかもしれない。
私は大学卒業後、ずっと今の会社で年間休日70日くらいで働いています。
なので、その分を取り戻す意味でも職業訓練校に通う1年間を有効活用します。
20210307記事作成