どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。
千葉の台風被害&停電が長引いている点について、沖縄県民全員が思ったことは、
「え?この程度の台風でそんな被害が出るの?」
ということでした。
あと、停電3日くらいならガタガタ言うな。1週間なら確かに大変だけどな。
逆に1週間停電なら旅行行くわw
たしかに最大瞬間風速はすごいけど、これくらいの最大瞬間風速は年1回は普通に来るし、沖縄での台風と比べたら台風の滞在時間は短かった(だいたい沖縄を超えて九州に入りだしたらスピードがいつも上がる・・・)わけだしな~とか考えながら、ニュースを見ておりました。
聞くところによると、倒れた2基の送電鉄塔に関して、経済産業省が示す「電気設備に関する技術基準」では、送電線の鉄塔は風速40メートルに耐え得るように求められ、2基も基準を満たしていたとのことで。
ただ、隣接の木更津市で9日午前2時48分に最大瞬間風速49・0メートルを観測するなどしていた・・・
風速40m想定は台風なめすぎだな~と沖縄県民は思う。
沖縄なら40mなんて下手したら年3、4個来るぞ?
沖縄は電気設備に関する技術基準が高めに設定されているから、風速70mとかでも耐えられるのだろう。
だからといって、無駄に頑丈に作ると建設コストが跳ね上がるから、難しいのだろうけどね。異常気象も続いているし、やはり想定はもっと高めにすべきなのだろう。
などと、遠い沖縄からのんきに他人事として考えていたけど・・・
ん?逆に沖縄でも基準低めに設定されているものあったよな。
大学の構造計算の授業でならったぞ。
そう、地震に対する建物の耐久度だ。
地震地域係数というものです。
地震力に耐えられるように計算して建物は建てるわけだけど、その地震力の計算式にこの係数をかけるのです。
地震が多い地域だと1.0.
地震が少ない地域だとこの係数が減ります。
1.0と0.9と0.8と0.7の地域があり、沖縄のみ0.7となっています。
ということは、沖縄の建物は地震が多い地域に比べるとだいたい0.7倍の耐久力ということですな。
なるほど、ということはめったに沖縄に来ないような震度6以上の地震が来たら、今回の千葉の台風被害のように、「なんでこの程度の地震で、そんなに建物壊れるの?」ということが起きるということだな・・・
う~む、自衛隊、米軍、海上保安庁があり、台湾などからも近く、海外からの支援もすぐに受けやすいので、災害に強い沖縄に住んできたけど、地震のみは弱いな。
その点は気を付けて生活をしよう。
2019年9月14日記事作成