今回は、突如走行中の見知らぬNBOXに襲い掛かり、手に持った石でフロントガラスを破壊しようとした器物損壊で逮捕された木崎喬滋容疑者についての私見です。
どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。
今週もまた、衝撃的な事件が起こりましたね。
なんかしらんけど見知らぬ人の車のフロントガラスを、脈絡もなく割ろうとしてくる謎の無職という謎な事件。
やはりこういう事件を犯すのは無職の引きこもりと相場は決まっている。
「また頭のかしいやつがいるな」
「こんな頭のおかしいやつは精神病院にぶちこんでおけ」
というような意見もネットにあふれております。
でもね、ふと、自分もこうなっていたかもしれないし、未来でこうなるかもしれないとも思うのです。他人ごとではないなと。
別に精神病むようなつらい生活をしているわけではないし、実家に帰ったとて、毎日農作業に明け暮れるだろうから、こんな風に実家で引きこもることもない。
でも、それでもさ、今の私の生活が実は全部夢で、本当の私は木崎喬滋容疑者なんじゃないかと考えもするのです。もちろん、ちがうけど、そうふと考えるのです。
そして、木崎喬滋容疑者として部屋に引きこもって、ひたすら、どす暗い呪いのようなブログを毎日更新している自分を想像するのです。
そのブログで月数千円ではあるが収入を得ることができ、社会とつながることもできていた。
日本経済新聞社からのすべての著作権侵害クレームについて、異議申し立てをしておいた。
— イケハヤ@FIRE(セミリタイア)生活中 (@IHayato) October 16, 2019
こちらは法的に問題ない「引用」だと判断しているので、裁判でもなんでも付き合いましょう。 pic.twitter.com/j7HMd47BwD
折しも、犯行のあった2019/10/16はイケダハヤト氏が、日経新聞社からのクレームでyoutubeのアカウントを停止されそうになった日である。
木崎喬滋容疑者も、唯一の社会の接点であったブログがアカウント停止になったんじゃないかな。
かすかではあるが自分の存在意義だったブログの停止。
そこから沸き起こる絶望感と、人としてオスとしての無力感。
そして、急に沸き起こる破壊衝動。
原始時代への先祖返りのごとく、石器を片手に巨大なマンモスに襲い掛かりたくなる衝動。
石器がないから、とりあえず落ちていた石を拾う。
マンモスの代わりとして、窓が広くて割りやすそうなNBOXのフロントガラスを攻撃する。それによって、オスとしての無力感を払しょくするがごとく連打連打。
一心不乱に連打!
一見すると完全に人のことを考えていないように見えるだろう。
でも、助手席側のフロントガラスを執拗に攻めていることからわかるように、中の人を傷つけたいわけではないのだ。
優しさは一応まだある。
ただ、純粋にガラスに穴を開けてみたいのだ。
ただ、車という圧倒的な強者に石一つで挑み、それをばろぼろに破壊することで、自分のオスとしての面目を保ちたいのである。
不可能とも思える困難に立ち向かうことで、自分の失われたプライドを取り戻すのだ。
そういう戦いに私には見えた。
木崎喬滋容疑者よ。
田舎で農業しないか?
イライラしたら畑の真ん中で暴れまくればよい。10分も暴れたら落ち着く。
肉体労働をすればオスとしての面目も保てる。
などということをニュースを見ながら考えた。
いや、ほんと、他人事と思えないんだよな~
みんなは木崎喬滋容疑者を自分とは完全に違う人種だと思い込んでいないかい?
我々がネットで稼げる天才ブロガーになる可能性より、木崎喬滋容疑者のように車と格闘するようになる可能性のほうがはるかに高いからね。
明日は我が身。もしかしたら数分後かも。
2019/10/18記事作成