どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。
名前の通り店長職についていますが、昔の私の信条は「真実は細部に宿る」でした。
二流と一流の差は細かいところまで気が行き届いているかだと思っていました。
確かにそれは真理ではあります。ただ金額によってはそこまで細かいところの完成度まで求めないから、とにかく早く、そこそこの値段で仕上げてくれという要望のほうが圧倒的に多いなと思ったのです。
一泊10万円もするようなホテルとか、数百万円の買い物になる車、数千万円以上の買い物になる不動産とかなら細かいところまで仕上げないといけないでしょうが、単価数千、数万の小さい仕事で、細部にまでこだわって仕事をしていたらいかんのです。
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それをしようとすると、細部にこだわりすぎて期日に間に合わなくなったり、ほかの仕事を受けられるなくなったりします。
間に合わせようとすると従業員に残業をさせなければならなくなりますが、残業代を出せるほどの利益率もないので、違法に無料で残業させるか、自分が責任者が無給で残業して仕上げるとかそういうことになります。
そこまでして仕上げたところで、その細部の完成度に気が付いてくれる人はほんの一部ですし、なんだったら納期遅いな・・・次からはほかのところにお願いするかという判断をされかねません。
そんな感じで以前は私のオーバーワークのおかげで業績好調だった私の担当店舗も、私の体力低下に伴って業績が下がっていきました。必死にやればやるほど仕事の仕上がりが遅くなるので、そりゃそうですよね。
ということで、最近では仕上がりは7~8割でいいので、とにかく依頼されたらすぐにとりかかって納期より前倒しして納品するようにしています。
特に沖縄というのんびりした性格の多い地域において、納期の早さというのはそれだけで他との差別化ができるようです。
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そのため、売り上げが前年比1.3倍ほどになってきました。
早めに取り掛かることでミスも減り、やり直しにかかる無駄な人件費もかからなくなったので、利益に関しては1.5倍くらいになります。
今年度はボーナス増が期待できそうだw
細部にまでこだわるという努力にかけていた時間を、早めに仕事を終わらせることにかけるという、努力の配分変更だけでそれができたのです。
まさにミニマム。ミニマリズムってそういうことよ。
職人気質が多い日本人には細部にこだわる人が無駄に多いから、みんなやらなくてもよい苦労を掛けさせられているのだ。
故障率が高いけど、それを申し出たら修理を一切することなく、すぐにそのばで新品と交換をしてくれるといった取り組みをする中国企業のスピード感と粗さを見習うべきだよね。
2020/03/26記事作成