消費を楽しむ一般ピーポーとは違い、
節約系ミニマリストは節約そのものを
楽しむのだよというお話です。
どうも、節約は心の花嫁、節約系ミニマリストのルパン座3です。
消費を楽しむ人がいる
世の中にはありとあらゆるコレクターが多かれ少なかれいて、
モノを集める行為そのものを楽しんでいる人が多いです。
消費そのものがストレス解消という側面もあるので、消費を楽しむ、
モノを集めることを楽しむ、集めたものを見て満足するということでしょう。
私も以前は、無駄に高い家具や食器を使ったり、
着もしない、着回しのしにくい奇抜な服を買ってみたりしたものです。
でも、それって終わりが無いんです。
これだ!というものを買っても、新作が出たら素敵に思えた買ったばかりのものが、
つまらないもののように思えてしまう。
世の中は拡大成長するものなので、いくらでもより素晴らしいものが出てきます。
街へ買い物に行けば、毎日のように新しい欲しいものが増える一方です。
お金は有限
お金には限りがあります。
自分を革新するようなものではなく、あとあとの資産形成に役に立つものでもなく、
どうでもいいようなちょっと欲しいものを買いそろえていっていては、
本当に欲しいものを手に入れることが永遠にできなくなります。セレブでもない限り使えるお金は有限だからです。
自分にとって、本当に最低限必要な予算と、自分が得ることができる収入の額を
イコールにしてはいけません。
自分の得た収入限度いっぱいまで自分の予算を広げてしまっている人が
多すぎる気がします。
本当に必要な最低限の予算って予想以上に少なくていいはずなんです。
収入増やせばいいんじゃない
お金が足りなければ、より働いて給料を増やせばいいではないかという説も
たしかにあります。
でも、収入を増やしても、その割合分消費額も増やしていけば、結局手元に残るお金は、稼げなかったときと同じ金額になります。
稼げるようになったおかげで、好きなことをして、好きなものを食べ、好きなものを買うということが稼げない時よりも増えたのだから、それでよかったではないかとおっしゃいますか?
では、先月何にいくらつかって、どのような幸福を得たか冷静に思い出してみてください。何に使ったのか思い出せないような些細などうでもいいような消費があまりに
多いということが分かるはずです。
特にこれは、家族がいる方ほど顕著だと思います。
夫婦共働きで入ってくるお金は増え、子供も含めてお金を使う人間は増えている状態ですから、些細なことでどんどんお金が無くなっているはずです。
消費をが増えるということは、大事なことの消費にかかる費用が増えているのではなく、どうでもよいような些細なことに消費が増えているだけなのです。
消費を楽しむのではなく、投資に回せ
消費を楽しむ前に、しっかりと予算を組んで投資に回す分のお金を確保した後で、
残されたお金の範囲で賄えるものだけの消費を楽しむべきです。
残されたお金の範囲で賄えない消費は、あきらめるか翌月、翌々月の予算と合わせて、
お金を貯めてから消費するべきです。
間違っても、投資に回すためにとってあるお金に手をつけてはなりません。
最低でも収入の1/10は投資のために取っておきましょう。
これはバビロンの大富豪の教えです。
でも、本気で財を成したいと考えているのであれば、
収入の1/4を投資のためにとっておきましょう。
これは本多静六さんの私の財産告白の教えです。
さらに進んで、節約生活そのものを楽しめるようになると、
消費を楽しむことで消耗することはなくなります。
イエダハヤトさん風に言うと、
「まだ消費で消耗してんの?」という話ですよ。
節約系ミニマリストの私は、
収入の1/2を投資に回すようにしています。
そのために、車の無い生活そのものを楽しんだり、
冷蔵庫が無い代わりにぬか漬けにしたり、干し野菜にして保存したりと
節約を楽しみつつ、暇つぶしをしています。
趣味は何ですか?
節約です!
これが完成形ですな。
では、ありがとうございました。
2018/02/14記事作成
2018/06/02記事修正