今回は、「首里城炎上」と「金閣寺炎上事件」のことを語ります。
どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。
今朝4時過ぎにふと目が覚めてツイッターを見てみると、首里城が燃えている動画がUPされており、何かの冗談かと思ってそのまま寝なおしました。でもマジだった・・・
冗談かと思ったらマジだったー https://t.co/mCwfr1Uiqq
— ゆるい喫茶店AAてんちょう (@rupannzasann) 2019年10月30日
今のところ、放火なのか自然発火なのか、はたまた作業員のたばこの不始末なのか原因が分からないそうです。これだけきれいに焼け落ちたら、何も分からないと思う。
1年半前に首里城に行っておいてよかった。もう、あの首里城は見れない。
パリのノートルダム大聖堂が炎上した事件も、結局直接的な原因はまだわかっていない。エレベーターが原因とか、作業員が喫煙禁止の場所で喫煙していたからなど諸説あるそうですが。
首里城も同じようになるかもしれないな。
放火の場合、犯人がどういう人間なのかで話が変わる。
最悪なのは日本ともめ気味な某国の、過激な思想の持主がやったとかだけど、その場合は皇居とか明治神宮とか伊勢神宮を襲うだろうから今回はないだろう。
沖縄嫌いの日本本土の人間というのも嫌だな。話がこじれる。
もし、放火でなくて人為的なミスによるものだったらその人を罪には問えないけど・・・こんなことをしでかしてしまったら死んで詫びても足りないみたいな世論になりそうだ。私なら海外逃亡して何とか生きるね。
間違っても自殺などはしないでほしい。自動消火設備を設置していなかった県側にも問題はあるわけだから、その人だけのせいではない。
まさか、あんなにも燃えやすく、鎮火させにくいものとは思わなかった。
金閣寺放火事件
さて、本題ですが、世界遺産である日本の建物が焼失したことはこれが初めてではない。鹿苑寺(通称金閣寺)が放火により1950年に焼失している。
俗にいう、金閣寺放火事件だ。
同寺の見習い僧侶であり大谷大学学生の林承賢による放火だった。
逮捕当初の取調べによる供述では、動機として「世間を騒がせたかった」や「社会への復讐のため」などとしていた。
しかし実際には自身が病弱であること、重度の吃音症であること、実家の母から過大な期待を寄せられていることのほか、同寺が観光客の参観料で運営されており僧侶よりも事務方が幅を利かせていると見ていたこともあり、厭世感情からくる複雑な感情が入り乱れていたとされる。
そのため、この複雑な感情を解き明かすべく多くの作家により文学作品が創作された。一例として、三島由紀夫は
「自分の吃音や不幸な生い立ちに対して、金閣における美の憧れと反感を抱いて放火した」と分析し、のちに金閣寺という小説にしたことで知られる。
金閣の美しさに嫉妬したとも表現されて話題になった。
逮捕後、自責の念から犯人の母親は自殺、本人も服役中に肺炎と統合失調症とを患い、獄中死を遂げている。
個人的には、犯人の林はいろいろなストレスから犯行前から統合失調症になっており、錯乱して放火してしまったのだろうと思う。
その後、金閣寺は再建され、他の京都の寺社とまとめて古都京都の文化財として1994年に世界遺産登録をされる。なので、正確に言うと世界遺産になった後に炎上したわけではないので、日本で世界遺産が炎上したのは首里城が初めてとなる。
首里城は首里城で美しい建造物ではあったが、その美しさに嫉妬するというレベルまでではないので、金閣寺とは状況も時代も違うけれども、ふと思い出しました。
ただ、不本意ながら、燃え盛る首里城は綺麗ではあった。まさかそれが見たいがための放火ではないだろうけど、綺麗だった。
湾岸戦争の時に、夜間にミサイルが多数、弧を描いて飛ぶさまを、「きれいだね~」と言って、母親にぶん殴られたことも思い出した。
2019/10/31記事作成