どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。
花畑牧場がベトナム人労働者との労使問題でもめていましたが、全面的に条件をのむということで決着しました。
《花畑牧場ストライキ騒動が和解》「申し訳ありませんでした」田中義剛社長(64)がジーパン姿で深々と頭を下げて… 損害賠償請求や刑事告訴も取り下げへ | 文春オンライン https://bunshun.jp/articles/-/52836?page=1
北海道から沖縄の内のアパートに冷蔵で取り寄せるとすると、送料で値段の倍かかることもあり、通販で頼んだことはありませんが、送料ないとするとそこまで高くない価格帯で売ってくれている感じです。北海道に行った際は、ここでモッツァレラチーズとかを山ほど買って帰ろうかなと思っていましたし、今でもそうすると思います。
労働条件などを見てみると、日本人従業員を雇うときと比べても遜色ない、「田舎で住み込みでこれくらいもらえたら妥当やろう」というラインです。
だったら日本人雇えばよいじゃんという話ですが、日本人ならわざわざ田舎に来てここで働かなくても、北海道の都市部でもっと稼げるから人も集まらないのでしょうね。
地元民なら農地持ちで自給自足ができるから、むりにここで働く必要もないだろうし。
ベトナム人なら仕事辞めても次の仕事を見つけるのが困難なので、辞めずに3年続けてくれたりするから都合が良いのだろう。
それにしても、全面的に要求飲んで、謝罪までしているのにたたかれるというのは大変だな。今年度の売上大幅に下がるだろうから、リストラや規模縮小、店舗閉店なども今後始まるだろう。
こういうのを見ていると、「人を雇わずに一年中休まず家族のみで回す地獄」と「人を雇って、規模拡大し、従業員とのもめごとを解決しながらやっていく地獄」どちらがきついんだろうなと思う。
まあ、多くの農家が人を雇わないで休まず働く地獄を選択している訳なので、そういうことなのだろう。
優秀すぎるやつを雇うとすぐ独立していなくなり、最悪ライバルになりかねないし、あほな奴を雇うと、早くやめてほしいのに仕事やめると次の仕事が見つからないから、モチベーション低くずっと続けてくるし。
普通のやつは普通のやつで、普通のくせに「俺はもっとできる、もっと給料上げてほしい」と言ってくるし。
やはりできる限り機械化などで自分で何とかしてやる&業務委託で仕事を任せるというのが良いな。ヘルパーをスポット的に雇うなど、直接雇用はしないほうが良い。
しかしな~そうなると仕事休めない問題が出るからな~スポットで雇うと費用が高めになるし・・・
ということで私が実家の和牛繁殖農家を継ぐにあたっての現実的なラインは、
①日ごろから周りの農家の手伝いを無償でちょこちょこやっておき、代わりにいざというときにこちらの手伝いを無償でやってもらうという関係性作りをしておく。その際に、与える分:もらう分の比率は8:2くらいの感じにしておいた方が恨まれない。
②副業として和牛農家を個人事業主としてやりたい知り合いの会社員、野菜農家などに、うちから母牛候補を2,3頭購入してもらい、牛舎の使っていないところや牧草地を無料で使わせてあげる代わりに、毎週土日は仕事を無料で手伝ってもらうというような形(使用料をお金ではなく労働で支払う)をやる。
この2点になるだろう。
ある意味昔から、各農家が漠然とやっていたスタイルに近い。地元に根付き、周りと協力し、後輩の育成もしていくという感じだ。
まあ、それでも数年おきに何かしらかもめごとはおきるんだろうな・・・
やろうとおもえばできるけど、事業拡大はあまりしないでぼちぼち年収1千万円で満足しておくべきなんだろう。
20220319記事作成