どうも、CDは全部断捨離しちゃってる節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。
— ゆるい喫茶店AAてんちょう (@rupannzasann) 2019年12月2日
先日小沢健二について述べられている記事を見て、懐かしいな~と思うとともに、youtubeなどネットを一般人がやるようになって、気軽に検索をかけられるようになる前に表舞台から一度退いたんじゃねえかな~とふと思ったのです。
- アーティスト: 小沢健二
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1993/09/29
- メディア: CD
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小沢健二さんは1998年からほとんどTVや雑誌など表舞台には出なくなり、海外で生活をするようになっていきました。
そして、2000年代になりネット検索技術が進み、youtubeがスタートし始めると、昔の外国の曲を調べて聞き比べることも簡単になりました。そして、「あれ?オザケンのあの有名な曲の有名なあのメロディーは、この曲の丸ぱくりやんけ!」という曲が多数見つかりました。
見つかりましたというか、音楽に詳しい人はもっとまえから気が付いてはいたんでしょうけど、一般人でも気が付きだしたのが2000年代初頭だ。
とりあえず、2曲オザケンの曲と原曲と思われる曲を並べてみた。
小沢健二「ぼくらが旅に出る理由」
小沢健二 - ぼくらが旅に出る理由(Single Edit)
Paul Simon「You Can Call Me Al」
Paul Simon - You Can Call Me Al (Official Video)
→サイモン&ガーファンクルのポールサイモンの曲です。こんな有名どころからもぱくっていたのか~
小沢健二「愛し愛されて生きるのさ」
Joan Armatrading「Barefoot and Pregnant」
JOAN ARMATRADING - Barefoot and Pregnant
ただ、オザケンは何気ないちょっとした幸せな風景を切り取る天才的な作詞能力と、古今東西の名曲を軽くパクって編曲する能力がものすごく高いので、元曲よりもはるかにすばらしい曲へと昇華させているんだよな~
そういう点で、中国のIT産業の進化にも似ている。数年前までiPhoneのパクりスマホを作っていたシャオミーが、アイフォン以上のスマホを作れるまで技術力を高めたみたいな。
Joan Armatradingという元曲の人、全然知らない。ネットが無かったら、死ぬまでその曲を聞くことは無かっただろう。ネットが今ほど進化していなかったら、「オザケンの曲はパクリが多い」と言われても、とても信じられなかっただろうね。
とにかく、2000年代前後で一度表舞台から姿を消したことは良かったと思う。それをせずに2005年とかでもドラマやCMの曲など作って目立つことをしていたら、パクリだ!ということを大々的にたたかれて、これまでの曲全てが否定されてしまっていた。
幸い、いまさらオザケンはパクリ魔だ!と騒ぐようなことは起きない。騒ぎそうな若者はオザケンを知らないからね。
ということで、小沢健二最新アルバムが販売されたぞ!
ぜひ聞いてみてください。
2019/12/02記事作成