どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。
本格的な節約系ミニマリスト生活に入る前に、車と原付は処分しました。
元々、あまり乗っていなかったこともありますが、
年収の20%もかけて車と原付を維持することが、馬鹿らしくなったことが
大きな理由です。
那覇市内を走るモノレール以外、電車が存在しない沖縄で
自動車を持たないということは、なかなかの不便さがありますが、
もう慣れました。自転車とバスとたまのタクシーで事足ります。
そんな私でも、自分より明らかに年下の人間がレクサスに乗っているを見たりすると、「車欲しいな~うらやましいな・・・・」とやはり思ってしまいます。
そのような邪心がわいた時は、
さだまさしさんの「償い」という曲を本気で聞くようにしています。
15年以上前の裁判で、山室恵裁判長が判決文を読むときに、
「この歌の、せめて歌詞だけでも読めば、
なぜ君たちの反省の弁が人の心を打たないか分かるだろう」
と引用したことで有名な歌です。
さださんもこの曲を歌うときは、疲労がすごいので、前日にしっかり体調を
整えておかないと歌えないというほどです。
H264_償い 「主 文 被告人両名を懲役3年以上5年以下に処する。」
歌詞の内容は、
毎月、給料をもらうと、そのほとんどをどこかへ送金している友人がいて、
話を聞いてみると、
ある雨の日の仕事中、とてもつかれた状態で車を運転していて、
1人の男性を引き殺してしまったそうな。
その償いとして、毎月お金を残された奥さんに送っていた。
7年間送り続けて、ようやく初めて奥さんから返事があり、
「あなたの気持ちは分かったが、あなたの字を見ると事故を思い出してつらい。
あなた自身の人生ためにも、もうお金は送らなくてよい」
という文面があった。
神様、彼は許されたと思って良いのですか?
という内容です。
実話をもとにして書かれた歌詞で、友人からの話ではなく、
実は奥さんの方から聞いた話をもとにして書かれています。
その点がまた奥が深いです。
そして、加害者側の友人も不注意があったとはいえ、
悪意があったわけではなく、本当にたまたま起きた事故なのです。
今まで運転をしてきて、一度もヒヤッとすることがなかったという人は
いないはずです。
その時に、車ではなく人にぶつけてしまったら、
その人が転倒して頭を打って死んでしまったらということは、
誰にでも起きることです。
もちろん保険で賠償金は十分に出ているのでしょうけど、
人をひき殺しておいて、自分のお金は出さずにのうのうと暮らすというのは、
私としては、難しいと思うのです。
それこそ、同じように毎月送金し、月命日には献花に行くとかになるでしょう。
その後の人生、償いのためだけに生きることになるわけです。
その毎月7年間の送金したお金を、毎月インデックス投資に回していたら、
7年間で1500~2000万円くらいにはなっていたでしょう。
セミリタイアして、東南アジアで節約しながらなら、
ゆっくり20年生活できるお金です。
いや~車乗る気無くなるわ・・・・
家族がいたとしても、車は乗りたくないな~
なんとか乗らずに済むように生活したい。
どうしても必要なら、バイクのるかな。
バイクなら、事故りそうなとき、自分が転倒すれば
自分は死ぬかもしれないけど、相手を殺さずに済むからね。
テレビ局の大スポンサーが自動車会社だから、あまりこの歌は
テレビでは流れないけど、何だったら紅白歌合戦で毎年流せばいいのにと思うよ。
また、人をひき殺す可能性が大幅に上がる、ドライバー系の仕事をされている方には
頭が下がります。ありがたいことです。
どうか、生涯無事故であることをお祈りします。
早く、全自動車が自動運転になればいいのにね。
では、ありがとうございました。
2018/04/14記事作成
2019/07/31記事修正