節約系ミニマリスト0.5~怒涛の和牛農家就農編

投資のための節約。節約のためのミニマリズム。和牛繁殖農家を目指す。

就農から最初の10年は大規模な融資は受けないようにして2千万円貯めたい

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どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。

 

ゼロから新規就農する場合には融資を受けてその資金で開業することが必要となりますが、私は親元就農なので新たに資金を借りなくてもそのまま畜産業を進めることができます。

 

できますが、農業機械が古くなっていますし、牛舎に関しては、詰め詰めにしてもせいぜい親牛を30頭飼える程度の大きさしかありません。

となると2千万円くらい融資を受ける&半額補助で4千万円分くらいの投資をして、母牛の増頭、大型農業機械の導入、牛舎増築ということをやりたくなります。

 

JA相談事例集 融資編

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ここから20年は牛飼いとして働くつもりなので、10年ローンで2千万円は返していけば良いですよね。それほど無理がある返済ペースというわけではありません。今でも年の純利益500~600万円くらいはありますから。規模拡大すればその倍も行けます。

 

でも、融資を受けての規模拡大はしない予定です。

 

1,10年間の中で牛肉価格暴落が無いとは言えないし、口蹄疫の発生などがあるかもしれない

コロナ禍の外食控えからちょっと価格低下が起きましたが、そんなものではない暴落が起きる可能性があります。まあ、ほぼないとは思いますが、「牛は地球温暖化への影響が大きいから生産に関してメタン税を取る」ということが起きるかもしれません。

「環境に悪いから牛肉を食べるのやめよう!」というキャンペーンが流行るかもしれない。ビーガン激増とか?

 

これより怖いのは狂牛病とか口蹄疫の大流行が日本国内で起きるとかね。口蹄疫はちょっと前に宮崎県で起きたことなので、また起きてもおかしくない。最悪うちの牛舎で起きれば全頭殺処分となります。

 

2千万融資受けたけど全然儲からない・・・・ということになればローン返済ができません。

 

2,私が体か精神を壊す可能性がある

基本私と両親とでここ10年は経営することになるが、規模を拡大するのは私がバリバリ動けることが大前提だ。私が腰を壊したり、下半身不随、失明、統合失調症発症というようなことになれば働けなくなる。そうなると人を雇って回すことになるが、人を雇うほどの規模でもないので、雇ったとしたら、その雇われた人のほうが年収高いというくらいになりかねない。

そうなるとやはりローン返済が難しくなるね。

 

10年間の蓄財計画

ということで、10年間は今手持ちの牛舎や機械、農地でなんとかやりくりをしつつ、年間216万円ずつお金を貯める

具体的には新NISAで122万円、小規模企業共済で84万円だな。

運用益も考えると2千万~2千5百万くらいに10年でなるだろう。

野菜は自作するし、魚はもらえるし、肉は経産牛を半年再肥育して毎年1頭ずつ肉にしていけば十分だろう(肉買ったほうが安くつくかもしれないが)お米はそもそも安いしな。

 

こうやって2000万円作ったうえで、さらに規模拡大したくなったら補助金や融資を受けよう。2000万円動かせるなら返済不要の補助金2千万円もらって4千万円の事業をやれる。

 

2千万円作ったうえで、「もうあんまり働きたくないな~」という気分なっていたとしたら、ETFに2千万円入れて運用会社を作って社会保険料をそれで全部払いつつ、親牛20頭くらいでぼちぼちやっていけば良いだろう。

 

2千万作ったうえで体を壊していたりしたら、2千万円のETFを4%ずつ取り崩しながら障害年金でだらだら暮らせばよいだろうし。

就農10年後の52歳ごろ段階でそれらを選ぶ権利がでるというのは楽しい。

 

結婚出来ていて子供がいたとしても、保育園~大学まで公立に生かせればそれほど金かからないしな。儲かった分から最低限の生活費とNISAと小規模企業共済分の費用を引いて余った資金は増頭などの経費に回すから、書類上は年収200万円とかにできる。

そうすれば、いろいろと教育費も免除が受けられるからな。

 

余った費用で、妊娠牛の妊娠2か月~8か月までの半年間の放牧も取り入れた増頭をしていけば牛舎増築無しに頭数を2倍にまではできる。10年後に「親牛数50頭&2千万円分のETFと現金」という状態が目標だ。

 

とりあえず10年間は壊れたものは自力で直し、人力でたいがいの困難を何とかする感じで耐え抜いて蓄財をする。体の動く40代ならまだ十分に耐えられるはずだ。

 

50代から就農するのと40代で就農するのではだいぶ話が変わる。やはり、あと1年半したら退職して実家を継ぐのが最良のタイミングだろう。

 

20210926記事作成

 

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