どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。
先日、私の実家であるとある離島に住む、姉の旦那の父親(姉にとっては義理の父で姉も旦那も同じ離島の生まれ)と話をした時に、「電験三種とってきたら平日のみ時短勤務でも月20万円で雇ってあげるよ」と言ってもらいました。
姉の旦那の父親は島で唯一の電気保安の事務所を経営しており、姉の旦那がその後継者として仕事を手伝っています。
事務所に誰かしらか電験三種を持っている人間を在籍させておかないといけないのですが、姉の旦那が電験三種を取ることを断念したため、姉の旦那の父親が引退できない状況になっています。そのため、電験三種を取得した人間を事務所に在籍させたいとのことでした。
電験三種は第3種電気主任技術者のことを差し、事業用電気工作物を設置する者は、事業用電気工作物の工事、維持および運用のための保安監督者として電気主任技術者を選任しなければなりません。
つまり、実務者である電気工事士ではなく、保安監督が仕事です。
そして、この資格の問題点はなかなか問題の難易度が高いという点です。
工学部の電気系学科の人間が大学在学中に取る分には何とかなりますが、そこ出身ではなく、数学物理を数十年まともに触っていない中年にとっては、数学物理から復習しないと解けないため暗記では合格できないという点で難しいのです。
私は大学で農業土木を専攻していたので、力学分野は詳しく分かるのですが電気分野は大学では触れていません。ただ、予備校のバイトで物理数学を高校生に教えていた経験のおかげで、今でもセンター試験レベルの物理数学ならなんとか理解できます。
ということで、来年の9月試験までの10か月で1000時間程度勉強すれば受かると思われます。
もしこの事務所で雇ってもらえれば、
①午前中実家の畜産業をやる(餌あげと牧草刈り取り、掃除、繁殖など)
②午後電気保安の仕事
③夕方から実家の畜産業(餌あげと掃除)
という2足のわらじで儲けることができます。
何より、電気工事のことが分かれば、牛舎を改築したときにコンセントの増設などを自分でやることができるので、増設費用が減らせます。
ということで、電験三種の取得に挑戦してみます。
みんなが欲しかった! 電験三種 理論の教科書&問題集 (みんなが欲しかった! シリーズ)
- 作者:TAC出版開発グループ
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2018/03/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
→今これを進めています。
今毎日2~3時間ずつ勉強しているところなのですが、勉強は楽しいですね~
「答えがあるもの」というのはストレスなくて良いです。
仕事では人相手なことが多いので、答えがないですからね。
学生時代は勉強嫌な時もありましたが、答えがあることの勉強なんて楽なものです。
答えがないものを自分なりに研究して最適解に近いと思われるものを積み重ねていくというのが仕事なので、それに比べたら楽しいですね。
仕事で行き詰まっている人は、答えのある資格勉強をやることが息抜きになるかもしれませんよ。
そして勉強のよいところは、参考書を買ってくるだけで半年間時間をつぶせるという点もあります。参考書問題集全部と試験代金で2万円くらいでは取れるかな、
金をかけずに時間をつぶしたい節約系ミニマリストにとって、最高の趣味と言えるでしょう。
2019/12/16記事作成