どうも、沖縄県の那覇市の北にある浦添市、その中に古くからある飲み屋街である、「屋富祖」で元スナック店舗を店舗兼住居として借りて、ゆるく喫茶店を副業兼趣味としてやっていこうとしている節約系ミニマリストの「ゆるいてんちょ玉城デニ子」です。
前日飲み過ぎて本日は朝食も昼食も食べていませんでした。
昼から始めた開業の準備にも疲れたので、店の周りの飲食店で夕食を食べようと夕方5時に出発しました。
しかし、日曜日の夕方ということもあり、定休日のお店や開店前のお店も多く、またそもそもゴールデンウィーク初日ということで、連休に入ってる店も多く全く店が開いてません。
そんな中、少し遠出してみると、漫画喫茶を見つけました。
数時間マンガがタダで読めて食事もできるという、ミニマリストにとって、夢のような空間です。もちろん入店します。
ただ、入店してみてすぐに分かったのですが、普通の喫茶店ではありませんでした。
沖縄では花札のゲームを使って違法賭博をやる喫茶店というのが県下500店近くあるそうです。
これは県内のパチンコ店よりも多い数です。
換金のルールとしては、役が揃った時にその画面を店員に見せて、その場で現金をもらうという形みたいです。
もちろん違法なので、時折、警察のガサ入りが入り、逮捕者が出るという話があります。
そうなると勿論そのお店はつぶれるのですが、また数ヶ月したら違う名前でまた同じ場所で開店し始めるという謎のシステムです。
警察側も本気で取り締まる気がないのか、賄賂をもらっているのか、本当に謎です。
ランダムで入るガサ入れまでの数年間で稼げるだけ稼ぐというシステムなのかな?とも思います。
それほどの危険を冒してまで、店側がやりたいということは、それだけ儲かるということですし、だとするとそれだけ客は損しているということだと思うんですけどね。
それでも行くアホがいるから続いているのでしょう。
節約系ミニマリストである私はもちろんギャンブルの類は一切しませんので、このようなお店に入ったことはありませんでした。
そもそもこのようなタイプのお店は、おじさんおばさんがやるようなギャンブルなので20代30代が行くようなお店でもないというのも大きいです。
入店して挙動不審な私を見て、こいつは花札をやるタイプじゃないなと踏まれたんでしょう、普通の花札のゲームがない席に通されました。
そこにも花札のゲームな仕組みが貼られていましたけどね。
一応漫画喫茶という名前で商売をしている以上、一応程度に漫画もありますが、カイジなどギャンブル系の漫画が異常に多いですねw
私は以前から読もう読もうと思って読んでいなかった、グラゼニという野球漫画を読みました。読みながら待っていると、注文したチキンカツレツ定食が届きましたよ。
750円と普通の値段ではありますが、きちんと揚げたてのカツにデミグラスソースをかけたチキンカツでした。
ソースとカツの間にはチーズも塗られていて、芸が細かくとても美味しかったです。
ポテトもサクサクで最高でした。
ご飯自体も美味しく、サラダも美味しかったです。
はっきり言って並の普通の合法の定食屋より美味しいという衝撃がありました。
私以外の客はみんな飲み物だけ頼んで一心不乱に画面を覗き込んでいましたけどね。
スナックのママ、スナックの客みたいな人が多いです。
これほどの料理の腕前がありながら、違法な喫茶店を運営している店主は、なんでこんなことしているのでしょうか?
こんなに美味しいものを作れるのに、それだけでは商売が成り立たないというのが商売の難しさなのかもしれませんね。
とすると私がやっているゆるい喫茶店などというのは、だいぶ商売としてはめちゃくちゃです。
商売というより趣味半分なので別にいいんです。
また、このお店にはちょくちょく通うことになりそうです。
私が食事をしている時に、ガサ入れが入ったら記事にできるしいいのになぁと思いつつ、通ってみます。
でもそうなるとこの料理が食べれなくなってしまうなぁ・・・
普通の漫画喫茶になってくれないだろうか。
2019年4月28日記事作成