今回は、本日、子役で有名な劇団ひまわりの沖縄支部のミュージカルがあったので、それを見に行って、その商売のえげつなさを感じようと思ったら、思いの外、面白くて驚いた話です。
どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。
先日、うちの会社のバイトの子が、「劇団のチケット売れなくて・・・」と落ち込んでいたので、いつもシフトで無理を言っているので、1枚購入しました。
ちなみに沖縄で劇団ひまわりに入るには、
入所費 子ども12万5千円、大人21万円 月謝1万5千円
だそうです。高いのう・・・
これだけの料金を取っておきながら、公演前にはチケット3千円×30枚のノルマがあるそうな。バンバンテレビに出ている俳優が出るとかではなく、素人に毛が生えたような子供たち+数人の20代が出るミュージカルに、3千円出すやつを30人見つけるのは大変よ?
今回私がチケットを買ったバイトの子は、公演前日でまだあと10枚はさばけていないようでしたので、その分3万円は自腹購入となります。
出演者にチケットさばかせて、売れなかったら自腹購入とすれば、この公演が赤字になることは無いという素晴らしいビジネスモデルです。
いや~えげつない。
演劇は見たい人よりやりたい人のほうが多いといわれる芸術だから、チケットを売るのは大変だろうな~親兄弟親戚友人すべて総動員だろう。
劇団四季の人気演目「アラジン」でも、一番後ろの席なら3千円で買えるくらいだしな。同じ3千円なら遠くからでも劇団四季がいいわw
まあ、その商売のえげつなさを勉強させてもらおうと公演開始30分前から行って、見やすい中段の席をGETしました。
お金をは払うからには全力で楽しむ!それが節約系ミニマリズムだ!
なかなか早めに来て並ぶということをしない沖縄県民がしっかり早めに並んでいました。
やはり、自分の子供や知り合いが出るとなると頑張りますな。
ただ、午前の部というかともあり、席は2/3しか埋まっていなかったのでぎりぎりにいってもよかったかな。
小ホールでの公演だったので、私の席からステージまで10mないくらいの距離で見ることができました。ただ、近すぎて演者とたまに目が合うのでぼ~とした顔にならないように、きちんと「楽しんでるぞ」という顔を心がけました。
ストーリーとしては、沖縄アイドル「シェイシェイ」の初代の引退に際して、新しくできた新生「シェイシェイ」に転校生として新しくやってきた「ゆい」が加入することで
巻き起こる感動ストリーみたいな感じです。
なんでそんな中国寄りのアイドル名なのかは謎。
ミュージカルということもあり、アイドル役の子たちは何回も歌って踊ります。
だいたいの子らの歌は正直あんまりうまくはないですが、やはり主演の子(與那覇葵さん)は歌もうまいし、ダンスもうまいし、演技もうまいし、緊張している感じも出さずに楽しんでいるしで、普通とは違うオーラを出していましたね。
写真ではそんなにかわいくないけど、実際はきちんとかわいい感じでした。
こういう子は本当に役者になるかもしれないし、慣れなかったとしても営業接客やらせたら 抜群にうまいだろうな~などと思いながら感心してみていました。
うちのバイトの子も結構セリフもあり、ダンスも歌もありで頑張っていました。
出演者全員に結構な出幅があったので、出演者の親族も大満足でしょう。
これまで、ほかにも付き合いでいろいろな劇やダンスなどを見てきましたが、それらとは次元が違う面白さでした。
公演が終わるときに、「あ~もう終わりか・・・」と終わるのが残念だったくらいです。来年また公演があるなら、必ず行こうと思います。
やっぱり劇団ひまわりはすげええですな。
ただ、今日で2時間×3公演するそうなので、出演者は疲労困憊になるだろうな~と心配でもあります。
3千円×30枚のチケットを出演者に手売りさせると聞いて、なんていひどい劇団だ!と最初は思いましたが、これだけのハイレベルな演劇に参加できる経験を変えると思えば、安いもんですわw
自分に子供がいたらぜひ入団させたいね。
とりあえず、度胸はめちゃくちゃつくと思うね。今後大学入試では一般入試でも面接が必修になるので、そういう点でも演じられる力というのは役に立つはずだ。
いや~今年の中で一番充実した2時間だったね。
劇団ひまわりでこの感動だとしたら、劇団四季のミュージカルとかはものすごいんだろうな。沖縄公演があればぜひ行ってみようと思う。
2019/10/27記事作成