節約系ミニマリスト0.5~怒涛の和牛農家就農編

投資のための節約。節約のためのミニマリズム。和牛繁殖農家を目指す。

弁護士からすると基地騒音訴訟はおいしいらしい

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どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。

 

沖縄で基地問題というと普天間飛行場のことばかり取り上げられますが、騒音がひどいのは嘉手納基地の方です。

嘉手納基地は空軍基地ですが、それ以外の沖縄の基地は海兵隊基地です。

 

海兵隊は高卒中卒の荒くれ物でも入隊できますが、空軍兵士は数十億円の戦闘機乗りということもあり新兵から尉官ですので、エリートです。

そのため、嘉手納基地所属の軍人がそれほど問題を起こしません。ただ、空軍基地なので騒音がひどいのです。

 

base.vbest.jp

その嘉手納基地の騒音についての集団訴訟を起こそうとしている弁護士事務所があります。ちなみにちょくちょく騒音訴訟はいろいろな団体が起こしています。そして、以下のような賠償が決まっています。

 

嘉手納基地訴訟
平成29年(ネ)第72号 嘉手納基地爆音差止等請求控訴事件

Wは音の大きさの単位
75W以上
4,500円/月
80W以上
9,000円/月
85W以上
13,500円/月
90W以上
18,000円/月
95W以上
22,500円/月

 

この判例があるので、訴えたらほぼ100%勝つことができるので、弁護士事務所としては最高に楽で儲かる仕事らしいです。

 

ちなみにこの騒音訴訟の肝心な点は、基地移転などは一切請求しないという点です。

基地を移転しろ!といっても、そもそも日本の軍ではないので命令はできないのです。

訴えて最高裁まで行ってもどうせ負けるのです。

 

よって、移転は主張しないで「迷惑しているからせめて金くらい払えよ」という請求のみにするのです。それならば飲んでくれます。

 


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相談料、着手金もなしで裁判を始めてくれるので訴える住民としては楽ですね。この地域に住んでいる人はぜひお願いすべきでしょう。

決着ついたら賠償金の24%取られますけど、別に裁判所に行くわけでもなく全部弁護士になげるだけでお金をもらえるので文句はあるまい。

 

どうせ基地移転なんか何十年後の話だし、移転できないならせめてお金だけでも住民は貰うべきだと思うよ。ただ、お金を受け取ってしまうと基地を容認しているな!とも取られかねないのがつらいけど、そこは別に考えるべきだ。

 

日々つらい思いしているけど大義のためには金ももらわずに耐え忍べ!数十年たとうともな!というのはとても言えないよ。

貰えるものはもらってしまいましょう。

 

20200307記事作成

 

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