どうも、元脱社畜サロンメンバーだったゆるいてんちょうです。
先日久しぶりに書いたイケダハヤト論がTwitterでプチバズりをして、アクセス数が500くらい増えたので、イケダハヤト論を追加で書くなり。
今回は、イケダハヤトと大川隆法について、根本が意外と似ているな~と思って記事にしてみましたよ。
まずは大川隆法総裁について
幸福の科学総裁の大川隆法氏と言えば、
いろいろな有名人の守護霊を降臨させ、話を聞くという霊験集を出していたり、幸福実現党という政党を作り、選挙に立候補させまくっていたりするすごい人?ですね。
何かと批判も多い人だとは思いますが、宗教家としてはともかくビジネスマンとしてはめちゃくちゃ優秀だと思います。
その作り上げた儲けのシステムがすごい。
信者に幸福になる壺とかを買わせたら胡散臭いけど、自分が書いた本を買わせれば合法的にお金を取ることができます。
そして本として一般に流通させることで、信者獲得にもつながるのです。
本を年間1、2冊売ったところでどれだけの利益よ?と思ってないですか?
大川隆法氏は1年間で101冊の書籍を出版し、ギネス記録にもなっているのです。
新上皇と新皇后のスピリチュアルメッセージ ―皇室の本質と未来への選択―
- 作者: 大川隆法
- 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
- 発売日: 2019/05/14
- メディア: 単行本
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上皇陛下のお言葉も上皇陛下の守護霊を呼びだして、書籍化しています。
とにかく書籍を出すペースが早い!
年間101冊の本を信者が購入しようとすると、101×1500円として、15万円ちょっと。
布教のために5冊購入しても65万円なので、そこまで高くはありません。
細く長く信者から安定してお金を取るというスタイルは新興宗教としてはめずらしいです。普通は短期間で財産を巻き上げようとしますので。
そして、自社の出版社で出しているので、儲けは外部にもれることなく、そのまま入ってきます。
もちろん、がっつり信者になるとお布施という形で財産を差し出す人も多いでしょうが、たまに各支部に行くだけで、いつもは本だけ読んでいるというライトな信者も獲得できる素晴らしい方法です。
ビジネスマンとして優秀ということもあり、ビジネス書を書かせたらなかなかためになることも書きます。
そのため、ビジネス書として読み始めて、そこから入信するというパターンも多いようです。
→すごいまじめに良いことを書いていたりします。
むしろ、
吉高由里子 人気女優のスピリチュアル・パワー (OR BOOKS)
- 作者: 大川隆法
- 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
- 発売日: 2018/08/29
- メディア: 単行本
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吉高由里子の守護霊に聞いた話とかから入信する人の方が少ないでしょう。
大川隆法総裁の言っていた話で、個人的にほ~と思った話がありまして、
うろおぼえですが、
「仕事で最近うまくいかない」という悩みを言われたときに、
「健康に投資しなさい」とアドバイスをしていたのです。
ランニングシューズを買うとか、スポーツジムに入るとかなんでもいいです。
健康に投資をしなさい。
健康のためにお金を使い、リフレッシュすることで健康にもなるのです。
酒を飲まず人朝早起きをしてランニングをしなさい。
そうすれば、仕事もだんだんと上向いてくるのです。
みたいなことを言っていました。
てっきり、神であるエルカンターレに祈りを捧げよとか、自分の罪を悔い改めよみたいな精神論で諭すかと思いきや、「ランニングシューズを買え」という回答だったので、おもしろいな~と思いました。
ちなみに私は大学4年生のころ、大川隆法の物まねをニコニコ動画を見ながら半年間毎日やっていたことがあるので、まあまあくわしいですよ。
ただ、大川隆法そうさいは、えらそうなことを言っていても、奥さんに離婚されているからな・・・
というのでありがたみがなくなります。
宇宙の絶対神であるエルカンターレの化身である大川隆法総裁なのに、奥さんに離婚される・・・
そして、長男は教団を離れユーチューバーになっている。
【削除確定】幸福の科学総裁・大川隆法氏の長男の宏洋登場!教祖や幹部は霊言を信じてるの?年間の総収入は○○億円!?暴露連発
でも、この長男の話のうまさを見ていると、この長男がうまいこと剛柔併せもって、教団を引き継げばかなり面白いことになるかもしれないなと思います。
長男もなかなかのカリスマ性があります。
イケダハヤトと大川隆法は似ている
イケダハヤトさんが良く言う言葉として、毎日ブログを投稿しましょう、毎日ユーチューブを投稿しましょう、コツコツ淡々と自分だけの商品を作りましょうというものがあります。
コツコツと自分だけの商品を作る・・・
大川隆法総裁こそ、週2本著書を書き続けるというまさにコツコツと自分の商品を作っている権化!
何よりも何が似ているかっていうと、二人とも言っていることの6~8割くらい間違っていることというか、おかしなこととか、自分に利益があること、ポジショントークをしているだけなんです。
でも、1~2割の部分で「すげえええ~!そんな考えがあったんだ!」というためになる話をするのです。
イケダハヤトさんでいうと、
この本は2010年代前半を代表する名著だと思います。
生活費を抑えて足るを知り、田舎で細々と農業などをしつつ、ブログなどネットで年間150万円程度だけ稼いで、のんびり暮らしたら良いじゃないか?
いつまで東京で消耗しているの?
というメッセージと生き方に世の中は震えたわけです。
しかし、仮想通貨アフィリエイトで1週間で150万円とかを簡単に稼げるようになってからは、金の亡者のようになってしまって、そこからのお言葉は、大川隆法総裁の「守護霊降臨させてしゃべらせてみた」シリーズのように、信者を食い物にするだけのものとなってしまいました。
イケダハヤトさんは本来、一人で何もかもやったら力を発揮する仙人タイプの人なのに、人を束ねる大将タイプでもないのに、人を集めてイケハヤランドをやろうとしている。そのためにはお金も必要なので、情弱をだまして金を稼がなければならないというふうになっている・・・本末転倒。
本来のイケダハヤト的な思考なら、
「お金をかけずにみんなであつまって、何にも縛られない、ぼろいけど楽しい王国を作ろうぜ!」っていう感じだったと思うのだけどな。
大川隆法総裁も、元々は人々を救おうとほんとに思っていたのかもしれないけど、
「より多くの人を救おうとしたら、政党を作り日本自体を変えなければならない。そのためにはお金が必要だ!」という風になってからおかしくなったんじゃないかな?
イケダハヤト、大川隆法どちらにしても、良いこと、ためになることもたくさん世の中に発信しています。
ただ、その部分を導入として深く中に入っていくと、ドンデモ理論を両氏が言っていても正しいのだと信じてしまうようになってしまいます。
良い点だけを取り入れるけど、基本は話半分に聞いておくというのが、良い付き合い方だと思います。良いことも言うからね~すべてを否定するのも、それはそれでもったいない。
まじで改心してもっと小規模に、地に足つけて地元と周りの人の幸福を考えてほしいなと思う次第であります。
2019/05/13記事作成