どうも、節約系ミニマリストのルパン座3です 。
最近は暇さえあれば、 Amazon プライムビデオを見ています。
月400円で色々な ドラマや映画アニメが見れて素晴らしい コンテンツです。
それを使って、最近見ていたのは聖戦士ダンバインです。
昔スーパーロボット大戦をやっている時に、
ダンバイン系のロボットは使いやすく重宝していました。
しかし、ダンバインのアニメ自体は見たことがありませんでした。
再放送とかしていなかったし。
ほとんどの人がそうではないでしょうか。
近所のTSUTAYA などにもおいていなかったのもありますが、
わざわざお金出して全49話を見るほど興味がなかったということが大きいです。
しかし 、Amazon プライムビデオであれば 400円出すだけで
映画見放題なので、金額気にせず見ることができます。
ということで聖戦士ダンバインを 初めて全話見てみました。
ダンバインを見てみたざっくりとした感想
まず、見てわかったこととしては、 ダンバインはガンダムシリーズを手がけた 富野由悠季作品なんですね。
なのでゲームなどでも優遇されているんですね~
放送時期としては、
ガンダム→ ザブングル→ダンバイン→エルガイム →Z ガンダム→ZZ ガンダム
という流れで放送されたようです。
ダンバインが放送されたのは、私が生まれる前の35年前となりますので、大昔ですね。
見たざっくりとした感想としては、
スーパーロボット大戦などで優遇されているだけで 、内容的にはかなり下駄を履かされてるなという気がしました。
ガンダムに比べるとそこまで面白くないなというのが正直なところです。
その理由は、敵役の魅力の無さが大きい気もします。
ガンダムのシャアや ザビ家の人たち、 ランバラルなどに比べると、敵役のキャラの魅力があまりに無さすぎます。
後半、黒騎士という仮面をかぶったキャラとして再登場する最大のライバルであるバーン・バニングスは、主人公たちで負けすぎるので、 途中で干されて休暇をもらう羽目になりました 。
そして休暇後、なぜか仮面を被り黒騎士として再デビューするという謎行動をします。
同僚でそんな奴がいたら引きますよね。
そして、主人公たちに対して、
「私は地獄を見てきたんだ」とは 文句を垂れてきます。
いやいや、知らんがなという話です。
仕事できなくて干されただけやん!ていう話です 。
それで地獄を見たと言われてもね。
これが、主人公の最大のライバルなわけですから 残念なものです。
他にも第2のライバルとして出てくるのが、 トッド・ギネスです。
トッド・ギネスも「俺は地獄を見てきたんだよ」
という名セリフを吐きますが、 どういう地獄かと言うとダンバインに撃ち落とされて、 しばらく大怪我したことです。
でも、ケガをしたといっても治るまでの間は、美人に森の奥で優しく看護されていました。大した地獄ではありません。
何だったらそのまま引退すれば良いくらいです。
それを勝手に戻って来て恨み言を言われてもね。
あとは、こいつはマザコンだっていう点か。
ライバルがマザコンでは盛り上がらない。
スーパーロボット大戦では活躍するんだけどな~
ツートップのライバルですら、このレベルなので
敵役のキャラの魅力のなさったらありません。
あとは最後の2話で、 チャム・ファウ 以外敵味方の全員死ぬ
というぶん投げたような終わり方をするところもいまいちでした。
まるで打ち切りになったかのような、やけくそな終わり方のように感じました。
救いが無い。
ということで、元々はダンバインを褒める記事を作ろうと思っていたのですが 、
特に褒めるところもありませんでした。残念!
ということで、代わりに
ダンバインは 視聴率稼ぎのためか 無駄にエロい要素があったよーという話をします。
お待たせしました。これまでは長い前振りです。ここからが本題です。
エンディングがなんかエロい
まずは、ダンバインの伝説的な謎のエンディングからです。
全49話において、全て同じこのエンディングです。
どのようなエンディングかと言うと、
全裸の妖精(ミ・フェラリオと作中では呼ばれる)が走っている横からのアングルで 、だんだんとカメラが妖精に寄って行き、全裸の妖精が だんだんアップで写っていくというものです 。
そして最後の最後に、その妖精がスッと正面を向いたと思った瞬間に、
花に包まれて大事なところは見えなくなるという仕上がりです。
昔の少年たちは、このエンディング見たさに、最後までダンバインを見たことでしょう。
問題は、その全裸の妖精を見ることに集中して、
エンディングに流れてる文字を誰も見てなかったのではないだろうか?と言う問題ですね 。
そして、この全裸の妖精が誰なのかという話ですが、これは、27話から出てくるミ・フェラリオのエルです。
可愛し、スタイルの良いキャラではありますが、はっきり言って全然メインキャラではありません。
ガンダムで言えば、スレッガーくらいのレベルです。
そもそも 26話まで、話に1回も出てきません。
なのでリアルタイムに見ていた少年達は、この全裸のやつ誰やねん?っていう状態で、
半年間エンディングを見ていたわけです。
次こそは、こいつが本編に出るはずだと本編を見つつも、
全然出ないという状態で半年間待たされたんですね。
ほぼ、全裸エンディングのために用意されたようなキャラです。
同じ妖精を使うのであれば 第1話から出ている 、第2の主人公である チャム・ファウ を全裸で走らせておけば良いのにという気もします。
チャム・ファウも全裸に
チャム・ファウは、なぜかスーパーハイレグのレオタードを普段着ています。
これも視聴率稼ぎなんでしょうね。
のちに、キャラクターデザインの人が語っていたそうですが、
このキャラに関しては完全にオタク層の人気狙いで出したそうです。
ちなみにチャム・ファウ役の声優の川村万梨阿さんは、
雑誌でチャム・ファウのコスプレをやらさせられたみたいです。
今も昔も声優の人は大変ですね。
チャム・ファウのスーパーハイレグを見てると ローラの水着姿を思い出します 。
ローラもチャム・ファウにあこがれていたのでしょう。
残念ながら、後半のチャム・ファウは 赤色の戦闘服に着替えるようになるので、
スーパーハイレグを見れるチャンスは ぐっと減ります。
その代わりと言っては何ですが、 戦艦が沈む時の爆風で、
無駄に全裸にさせられたりします。
爆風で~
全裸~
ちなみに、ダンバインは、 特に後半の3 話において、
無駄に全裸シーンが急増します。
もう終わるからという事で、スタッフがやけくそだったのではないかと思います。
全裸ではなくてもエロい
妖精以外にも 女性キャラは、 セクシーな格好をしているキャラが多いです。
主人公ショウ・ザマの相棒であるマーベル・フローズンも、
戦時下であるにもかからず謎の露出の多い服を着ています。
個人的には 敵側の女性騎士であるガラリアが好きだったのですが、
そのガラリアが 右の整備兵に対して、
「私とお前との体の相性のように この機体と私の相性はよろしいようだ 」
というような 冗談を言ったりします。
夕方 の子供向け番組だったと思うんですが 、なかなか デス。
あと、ダンバイン中では 無駄に大人の恋愛が繰り広げられます。
世界征服をたくらむ敵側の大ボスドレイク・ルフトの 妻ルーザ・ルフトは
同盟国の国王であるビショットと不倫関係です。
混乱に乗じて、2人での世界征服をたくらみます。ちなみに38歳。
戦火の中で二人でちょいちょいイチャイチャしています。
大ボスであるドレイク・ルフトはそのことを知らず、
娘からそのことを告げられて初めて 不倫を知るのです。
ギレン・ザビなると比べて、 敵側がしょぼいなと感じるのはこういう点です。
大ボスなのに奥さんに不倫されてるようでは、 世界征服なんか無理な気がしますよね。
ちなみに 不倫をした母を恨んで、娘リムルがルーザを殺そうとし、
逆に返り討ちにあって頭を撃ち抜かれ、即死します。
このようなあっけない死も、話をつまらなくしている理由の一つです。
散々引っ張ってきた割に、最後の数話であっさり死んじゃうことが多すぎます。
それとそのリムルの家庭教師であるミュージィ・ポーと
オーラバトラーを作り上げた技術者であり、司令官でもあるビショットが、
これまたできてます。
そして 、自分の部下として一緒に戦っていきます。
画像のように戦場下の戦艦内でもセックスしています。
こんな上官の人で働く 敵軍兵士も不憫です。
主人公の ショウ・ザマの父親も秘書の子と不倫しているようで、
息子の死闘がテレビで生放送されている様子を、 眺めている事後映像が出ます。
息子が死にかけているのに 、秘書とその時不倫していると言うひどい話です。
一番エロいのは、女王エレ様
ダンバインのエロいシーン、ナンバーワンといえば、
黒騎士の悪のオーラを受けた女王エレ様の服が、
無駄に破かれ全裸になるシーンでしょう。
今まで悪のオーラで気分が悪くなるなどの描写はありますが、
服が破けるのはここだけです。
悪のオーラを受けると、青く体が光り、服が破けていきます。
なんで、女王が服破かれる羽目になるのか・・・・
絵のタッチが キューティー・ハニーぽいので、
キューティー・ハニーの変身シーンとかを参考にしてんのかもしれませんね。
でもって、攻撃を受けた後、全裸で横たわります。
「エレ様に シーツ!」をみたいなことを艦長が 叫んでいます。
小柄なはずのエレ様が、なぜか最後のシーンだけ、
長身のグラマラスな感じになって死んでいきます。
これぞオーラ力でしょうか。
あれ?女王シーラ様も全裸になるんじゃない?
そしてエレ様が死んだときに、みんな思ったはずです 。
一番人気の女性キャラ女王シーラ様が、これから死ぬ時に、
同じように全裸になるのではないか!と言う圧倒的期待です。
しかし、 残念ながら シーラ様は最後の突撃をする時に全裸にはなりません。
しかし、代わりにシーラ様の上の方に、
点線で描かれた全裸シーラ様が書かれた絵が映り、
そして最後の戦艦突撃をしていきます。
いいケツしてるやないか!と思いつつも、
服破けないんかいというツッコミをみんなが入れたことでしょう。
その気持ちが邪魔をして、いまいち敵も味方も死んでいく中、
泣くことができません。
あとがき
こんな感じでエロに焦点を当てて、ダンバインを見るというのも
面白いかもしれませんよ。
ダンバインは、間違いなくガンダムよりは面白くないですが、
まあまあ面白いは面白いです。
83年前後の時代背景もよく見えて面白いです。
アメリカに対して対抗意識が強く、 地上から召喚された人間は、
アメリカ人が多いです。
特にトッド・ギネスは、主人公を「ジャップ」呼んできます 。
また中国人のフェイ・チェンカは、
「日本人のくせに世界平和を語るのか 」という趣旨のことを言ってきたりとか。
ソ連軍が、味方のソ連軍兵士ごと、主人公たちに核爆弾ぶち込んできたりとか。
この時代の様子が少し見えます。
また、34話では、黒い三連星っぽいやつが出ていたり、
バーンが黒騎士になった時にシャアみたいなマスクしていたりと、
ガンダムファンが見ていてうれしい要素もちょいちょいれてくれています。
ただもう一度 見るかといえば、 まず見ることはないでしょう。
一生に一回見れば十分です。
やはりスーパーロボット大戦 による 過大評価が強い作品と言えます。
Amazon プライムビデオの ラインナップから そのうち外されるでしょうから、
見たい人は早めに見ておいた方がいいですよ。
わざわざレンタル DVD を借りてきてまでの見る価値はない作品なので、
Amazon プライムビデオで無料で見るのが 適しています。
シーラ様が全裸になってたら もうちょっと見る価値があったかもしれませんがね。
またマーベル やガラリア が全裸になったらもっと良かったな。
うん、我ながら何を言っているのだろう。
ただ、頑張って49話眠い目をこすりながらすべて見ていったことは、
我ながら素晴らしいと思う!
普通なら、3話くらいで諦めるはず。
でも、後半に行くほどマシになるよ。
2018年9月13日記事作成
2019年5/18記事修正