節約系ミニマリスト0.5~怒涛の和牛農家就農編

投資のための節約。節約のためのミニマリズム。和牛繁殖農家を目指す。

農業大学校に通ってみて、実家に和牛経営のまずさがわかった

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どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。

 

農業大学校に入るまでは「うちの父に和牛経営の方法習えば良いから学校通わなくても良い」と考えていましたが、通ってみて本当に良かったなと思います。

基準となる飼養方法がわかったので、それと比べて良い点悪い点がわかります。

 

うちの実家の悪い点は、衛生面です。

悪い農家の例として、

①牛がうんこまみれ

②餌槽の残餌を取らずにその上に餌をおいている

③蜘蛛の巣ホコリまみれ

という清掃面がよく言われます。

 

見学に行った農家は大小色々ですが、清潔ではないという農家はありませんでした。

見学に行くくらいのレベルの農家は当たり前のルーチンワークとしては掃除をこまめにしているのですよね。

 

うちも昔はきれいにしていましたが、それは亡くなった母がきれいにしていたからだったようで、父のみになってからは悪い農家に典型みたいな感じになっています。


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子牛の濃厚飼料とオーツを入れる桶はきれいですが、食べ飽きを防ぐための少量の生牧草を入れる桶は、泥炭状態でそこから5cm溜まっていました。

 

急いでスコップで掘り出して除去しましたが、昔ならこんな状態になっているのを見たことありませんでした。

 

子牛のミルクも哺乳乳首の穴を勝手に広げており、時短にはなるけどミルクが大量に一度に流れ込んでいるので、誤嚥性肺炎を高確率で引き起こしている。

 

また出産前の母牛に打つべき、5種混合ワクチン、子牛に打つべき下痢や肺炎防止ワクチンも打っていない。

 

だから肺炎下痢も起きやすいし、そもそも子牛がウンコまみれだからそれじゃなくても起きやすいし。

 

他と比べないと疑問に思わなかっただろうな。危ないところだった。

 

20230728記事作成