どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。
夏場は刈るのが間に合わないほどほど牧草が余るのに、冬場は雑草も刈って集めないと足りなくなる。
沖縄奄美でいうと、暖地型牧草である
ローズグラス、ギニアグラス、トランスバーラ、ジャイアントスターグラスが気温20度代前半になると伸びなくなるからだ。
ということで、20度前後で生育が最大となる寒地型牧草を活用していく必要がある。
ただ寒地型牧草は沖縄奄美では春になると枯れてしまい、通年で刈り取るとこはできない。
暖地型牧草なら冬場に枯れてなくなるということはないので、冬場の刈れる量は減るけど通年で刈り取れて、1度植えたら10年更新なく植えっぱなしで行ける。
ということで、暖地型牧草しか植えない農家がほとんどである。
でも夏終わりに、雑草比率が増えた牧草地に関しては刈り取り後1度全面耕して、寒地型牧草を植えてその冬はこの寒地型牧草を使う。春になったら自然と枯れてくるので、そこで暖地型牧草を改めて植える。その後その畑はまたしばらく通年で暖地型牧草のみでやる。
そして、また次の夏終わりに他の雑草比率がが上がった牧草地を寒地型牧草にするという感じで、更新の合間に寒地型牧草を植えるというのを10%の畑で毎年やっていくと、冬場の牧草不足に対応できる。
もちろん夏場に暖地型牧草でラップロールサイレージを作りつつだけどね。
沖縄だと10月くらいに寒地型牧草を植えると11月末くらいから3月くらいにかけて3〜4回は刈り取れるらしい。暖地型牧草だとこの期間で1回、どんなに頑張って2回しか刈り取れないからけっこう差が出るね。
20231003記事作成