節約系ミニマリスト0.5~怒涛の和牛農家就農編

投資のための節約。節約のためのミニマリズム。和牛繁殖農家を目指す。

トランスバーラを刈り取りした上から寒地型牧草イタリアン(エース)の種をまく

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どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。

 

沖縄県や 奄美群島で和牛を飼う場合の永遠の悩みとして冬場の牧草不足があります。

夏場は刈り切れないくらい牧草が生えるのですが、それは 暖地型牧草を植えているからです。

暖地型牧草は名前の通り、 暖かい時には成長が早いですが、冬になると全く伸びなくなってくる 牧草です。

 

特に 11月半ばから2月にかけては1回どんなに多くても2回しか 刈り取りができません。

 

ということで寒地型牧草を植えて、それを冬の間3、4回 刈り取るということをしていきたいです。

と言っても 暖地型牧草が生えていたところを耕して、改めて植え直すとなると春には寒地型牧草は枯れてしまうので、 また暖地型牧草を植え直すという二度手間が発生します。

 

そのため 今回農業大学校の実習でやったやり方では、寒地型牧草を 暖地型牧草に混ぜながら 植えていく混播というのをやっていきます。
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まずは通常通りに暖地型 牧草(トランスバーラ)を 刈り取りします。

その後 その上から直接、寒地型牧草の種を蒔いていきます。

寒地型牧草のイタリアンの中でもエースという品種をまいていきました。


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種だけだと まきづらいので、 種を混ぜた 砂ごとまいていくということをします。

まいた後は軽トラックなどで踏んで転圧をして地面に定着させます。

 

これで40日後には イタリアン 中心に ちょっと トランスバーラが取れます。

その後はほぼイタリアンだけが取れるのは2回続き、4回目には トランス ヴァラーと イタリアンが半々くらいになり、5回目 刈り取ろうとする頃には イタリアンはほぼなくなり トランスバーラーのみになります。

 

種ではなく被覆で増えていく トランスバーラ、ジャイアントスター グラスみたいな牧草との相性が良い 増え方 かなと思います。

 

何より 畑の更新をすることなく完治型牧草の収穫ができるのが便利です。

 

20231114記事作成