節約系ミニマリスト0.5~怒涛の和牛農家就農編

投資のための節約。節約のためのミニマリズム。和牛繁殖農家を目指す。

節約系ミニマリストを忌み嫌っても仕方がない。競技も流派が違うのだから。

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どうも、節約系ミニマリストのルパン座3です。

 

世の中の10%の人が節約系ミニマリストに共感を抱き、

世の中の20%の人が節約系ミニマリストに反感を抱き、

残りの70%の人がどうでもええわwと思っています。

 

いつもは節約系ミニマリストに共感を抱いている人に向けて、

記事を書いていますが、今回は反感を持っている20%に向けて

記事を書いてみようと思う。

 

 

節約系ミニマリストに反感を抱く基本の10%は、マキシマリスト

マキシマリスト

ちなみに社会主義者の用語で言うと、マキシマリストは、

要求のすべてを主張し、決して妥協しない、いわゆる左派である。

一方、実現可能な要求のみ主張するのがミニマリストだそうです。

 

マキシマリストの分かりやすい例が、団塊世代~団塊ジュニア世代や

バブル世代なのかもしれない。

欲しいものがたくさんあるけど持っていないから、がむしゃらに働いて、

欲しいものを手に入れていった世代と、

その親世代の手に入れたものにたくさん囲まれて育った世代。

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この世代の幸せは、必死に働いて、家や車といった分かりやすい

富の象徴を手に入れる事でした。

バブリーな芸能人なんかまさにそうです。

そんなあほどもがバブルで散在したおかげで、

その後の日本が20年間も地獄へ落とされることになったのです。

 

例えば、ビートたけしさんとかでしょう。

ビートたけしは、貧乏から這い上がりがむしゃらに稼ぎ、

愛人をたくさん抱え、毎晩豪遊していたまさにバブリーな芸能人です。

 

TVタックルにおいて、そのビートたけしさんは、

ミニマリストについて

「金ないやつだろ」「お金がなくて、何も買えないやつじゃないの?」

と、貧乏扱いしていた。

 

また、文化的価値のあるものや、現代に受け継がれている文化について

「全部、独裁者の(無駄から生まれた)もの」

ピラミッドなどをはじめとする歴史的建造物や、

時計などの装飾品は、過去の独裁者や権力者が強引に作らせたものであるが、

ここから文化が発展したのだと指摘していた。

 

そのため、たけしはミニマリストの無欲な生活からは、

文化的価値の発展や創造が難しいと感じたようで、

「慎ましく生きたら文化ってあるのかな?」と意見していた。

 

これについては、2つ反論がある。

 

まず、絢爛豪華な無駄だけが文化を作ったわけではない。

物質的な豪華さではなく、心の平穏、自分の心と向き合う事

から生まれた文化もある。

禅、日本庭園、茶道などに代表される、

日本の侘び寂びの文化だ。

あえて、制限を加えることで、水墨画や短歌、俳句が発達もしたのだ。

無駄も制限も表裏一体であり、どちらも大事なのである。

 

2点目、

「金ないやつだろ」「お金がなくて、何も買えないやつじゃないの?」

の指摘に関しては半分正解であり、半分不正解である。くやしい。

 

たしかに、お金が無くて買えないという事もある。

でもね、それ以上に、

何も買いたいものが無いから、お金が少なくても生きていける、

しがらみのない生き方をしている

とも言えるのだ。

 

マキシマリストが多い方が、クレジットカードで見境なく、

無駄にお金をガンガン使うアメリカ人的な発想のアホが増えて、

世の中がうまく循環するかもしれない。

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ただ、ガンガン働いてガンガン使うという思想の持ち主がいるために、ブラック企業がなかなか無くならないのですよ。

最低限だけ働いて、自分な時間を多めに作って、

お金をかけずにできる趣味で楽しく生きるという人間も、

一定数いる社会のほうが、逃げ道ができて良いと思うのです。

 

マキシマリストに疲れたら、ミニマリストになって、

それもあきたら、中くらいの感じになったりとか、行ったり来たり

すれば良いと思うのです。

 

あと、節約系ミニマリストの癖に、

ブログの収益化を狙ってるの何でですかw

お金に囚われない生き方を目指すのでは?ぷぷぷw

と煽ってくる輩もいますが、これについての答えは簡単で、

「いや、ブログで月8万稼げたら仕事辞めてブログだけで生活できるやん」

ということです。

 

節約系ミニマリストは、働く量は最低限にしたいのです。

ブログだけで食べていけるのならば、その努力はいくらでもやりますわw

 

節約系ミニマリストに反感を抱く残りの10%は、オシャレ系ミニマリスト

節約系ミニマリストは圧倒的に男性が多いことに比べて、

オシャレ系ミニマリストは男女どちらもいます。

 

ミニマリストとしては、本来こちらが主流派なので、

この人たちが、マキシマリスト以上に節約系ミニマリストを

攻撃してきます。

 

その攻撃の様子はこんな感じ~

 

「お前らが貧乏ったらしいことをしているから、

こちらまで貧乏人扱いされるのよ。

それが我慢ならない。ミニマリストを名乗るんじゃない!

けがらわしい!

 

え?このバッグ?

シンプルでかっこよいでしょう?

何にでも合わせられるんだよ!おしゃれでしょう?

え?値段?

ん~良いものは値段見ずに買っちゃうからな~

え~と・・・・7万円だったかな~よく覚えていないや。

でも、5年は使うつもりだから、

良いものを大事に手入れしながら、長い間使っていきたいんだよ~

 

あ、そんなことより、

こちらは、別に仕事をしたくないわけではないんだよ。

仕事をより集中出来るように、ミニマリズムを取り入れているのだ。

一緒にしないでもらえる?」

 

 

こんな感じかなw知らんけど。

そもそもオシャレ系ミニマリストと、節約系ミニマリストは出発点が違う。

より、スタイリッシュに生きようとして、

その結果としてのミニマリズムなのがオシャレ系。

こちらは最高にインスタ映えもする。

 

節約しようと頑張っていたらミニマリスト的な感じになってきた

というのが節約系ミニマリスト。

まずは節約ありき、インスタ映えどうでも良い。

 

ということで、オシャレ系ミニマリストの人達は、

節約系ミニマリストをマキシマリスト以上に忌み嫌う。
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カトリックとプロテスタントが仲悪いように、

シーア派とスンニ派が仲悪いように、

他宗教同士以上に、同宗教同士のほうが、

よりお互いの違いに、いらだつのです。

 

 

競技が違うし、流派が違うから、忌み嫌っても仕方がない

マキシマリストは、たくさん働いて、たくさんお金を稼いで、

好きなものをたくさん集めるぞ~という競技を楽しんでいる。

 

ミニマリストは、働く量はセーブして、

本当に大事なモノと向き合う時間を大事にしたいという

競技を楽しんでいる。

 

オシャレ系ミニマリストは、防具をつけて、

寸止めで止めて殴り合いを避ける、スタイリッシュさを求めるタイプの

空手をやっている。美しい空手の型の演武も得意とする。

 

節約系ミニマリストは、防具無しで、お互いを素手でど突き合い、

血だらけになる極真空手をやっている。

型の演武の代わりに、バッドをローキックで折って見せる。

 

どちらもそれなりに良いところ、悪いところあるけど、

それをどうとらえるかは個人の自由で、

どちらが優れているというものではないのです。

だって、競技も流派も違うのですから。

でも、どちらも人生をより楽しく生きたいというのは同じです。

 

ただ、これから日本が今以上に良くなる兆しは見えず、

かつてのスペイン、オランダのように、

だんだんと衰退していくことは目に見えています。

 

その中で、楽しんで生きようと思ったら、

節約系ミニマリズムをマスターしたほうが、

ストレスなく人生を渡っていけそうな気がするのですよ。

 

だから私は、いまいち賛同の得られない、

節約系ミニマリスト道を広めるべく日夜努力をしているのです。

 

2018/09/19記事作成