どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。
私はあと1年半したら退職し実家の和牛繁殖農家を継ぎます。
和牛の場合、和牛販売利益に関して所得税住民税法人税個人事業税とかがかからないという特措法がありますので、経費差し引いて800万円利益が出たとしたら、そこから社会保険料を払うだけで残りは手元に残ります。
ただ個人事業主として国民健康保険&国民年金に加入しているとすると、800万の利益に対して、国民健康保険料が夫婦で150万円くらいかかってきます。年金も厚生年金ではないから妻を扶養に入れて~というのもできない。そうなると年間170万円くらいの感じかな?
年金なら多めに払えばその分もらえる金額も増えるので良いのですが、年1回の健康診断と歯医者くらいにしか行かないのであれば、150万円も払ってられんです。
ということで、マイクロ法人を作ってそこで健康保険料と厚生年金を払う感じにしていきます。そうすることでマイクロ法人で最低限の法人税7万円を払い、決算処理を税理士に依頼したとしても100万円以上得します。
おそらく年収600~800万円をさまよう感じで最初の5年は行きそうなので、5年間で毎年100万円費用を浮かせられるとするとだいぶ大きいですわ。
ちなみに、毎年法人側にお金を貸し付ける感じで赤字を補填してやれば、赤字でもマイクロ法人はOK.
わざわざ畜産業以外に別事業をやってもよいけど、ブログとyoutubeからの収益で年20万円くらいなら何とか作れそうだから、それをマイクロ法人の利益として計上するか。
それならドメイン代とはてなpro代、wifi代だけ経費に計上し、利益もグーグルアドセンスからもらえるのがほとんどとすると、記帳も自分でできるだろう。
それをこの税理士事務所に決算だけお願いすれば、年55000円でマイクロ法人の決算はできる。その他節税や補助金などについては、鹿児島の和牛農家の税金処理をやっている税理士に顧問契約をお願いして聞いても良いだろう。ただできるだけ自力でそこについても理解していきたいな。どうせ夜は暇だし、勉強すればよかろう。
飲食店などの個人事業主が節税対策を駆使しているのに比べて、零細農家の節税対策はやらなさ過ぎている。農家が儲からない理由の一つがそれだろう。
みんながやりたがらない農業をやってあげているのだから、税金は最低限しか払わないぞ!儲かってきたら払ってやるわ!くらいの強い意志が必要となるのだ。
節税の努力をせずに、農家は儲からない・・・と頭を抱えているような農家は生き残れないぞっと。
20211016記事作成