どうも、節約系ミニマリストのルパン座3です。
連休中、TikTokをぼ~と見ていて、気がついたら2時間たっていました。
アプリ内の動画の面白さ以外に、それだけ時間を忘れてみてしまう理由が
何かあるのではないかと、YouTubeと見比べてみました。
TIkTokの画面には、ありそうでないものが3つあります
これがyoutubeです。
見慣れた画面ですね。
TikTokがこれです。
3つ何が無いか分かりますか?
それは
①WIFI環境下かどうかや、回線の接続状況を示すアイコン
②時計
③充電状況
の3つです。
youtube以外のたくさんの動画サイト、ゲームでも
この3つを表示しないコンテンツはあまりありません。
WiFI、時計、充電状況を画面から消す効果とは
では、通常アプリに装備されているこの3つを消すことでどのような
効果があるでしょうか?
それは、冒頭で述べた「時間を忘れて長時間見てしまう」という効果です。
用事が特にない、暇であり、ラインなど外部からの接続による中断が無い、
夕食も食べ終わり、あとは寝るまでやることは無いと仮定します。
そのような状況下でスマホをいじってっていて、
「もうやめるか」と思うタイミングは、
①時計を見て、思ったより長く見ていたのだなと気がついた時、
もう寝ないといけない時間だなと思った時
②充電の残りが少なくなってきた時
③やばいwifiに接続しているつもりで、接続していなかった。
という時です。特に①②の時が多いかな。
Wifi、時計、充電状況を表示しないことで、
アプリ内の動画にとどまる時間を20%程度増やしているのでは
ないでしょうか。
一つ一つの動画が15秒までと短いので、見ている最中は
そんなに時間が経っていないような気がするのですが、
気がつけば時間が経っているアプリです。
アプリ自体もかなり浸透してきているので、
ここからガンガン広告を動画と動画の間に差し込んでいけば、
莫大な広告収入を生むことでしょう。
今後の行く末が楽しみですね。
そもそもTikTokてどんな会社でどんなアプリ
本社はシンガポールですが、中国資本で、
中国IT御三家のBAT(バイドゥー、アリババ、テンセント)
の次に来るのではないかという会社で、日本支社あり。
TikTokの流行った要因は、色々ありますが、
一番は、動画投稿の手間の無さによる、
新規動画投稿の豊富さにあると思います。
15秒動画なので、編集無しの一発撮りで取れますし、
言っても15秒なら手間もかからないので
編集してあげてもそこまで時間は取られません。
学校の休み時間で動画を取って、即配信。
授業中にその動画についていくいいね!みたいなやつを
みて喜んでいるのでしょう。
そして、なぜかパクリ動画をすることが良しとされている点も
おもしろいです。
誰かが面白い動画を出したら、構図、音楽も丸パクリで
同じような動画を上げるということが
当たり前として許されています。
もし、はてなブログで、内容丸パクリの記事を書いたら、
炎上しますが、TikTokではそれがありません。
勝ち馬には乗る!これが徹底されています。
パクリあうことが奨励されると何が起こるかというと、
どんどん品質が向上されていくという事が起きます。
本家⇒たくさんのパクリ動画⇒本家を超えるレベルの動画の出現
⇒それをさらにみんながパクるという流れです。
オリジナリティーあふれる動画を考えることは、なかなかできませんが、
流行っている動画のまねをするだけなら、簡単です。
TikTokは面白いけど、得るモノが無い
パクリあいをすることで、TikTokのレベルはどんどんあがっています。
最近では、TikTokで有名な美人姉妹が、グラビアデビューしたらしいですね。
渋谷にスカウトされに行くより、TIkTokで知名度を上げて、
インスタかツイッターで芸能事務所からの接触を待つ
というのが、今後の芸能界デビューのスタンダードになるかもしれません。
ただ、私はTikTokのアプリを消しました。
15秒間の動画では、得られる情報が少なく、
単純な暇つぶしにしかならない点が問題です。
10年後にはその動画の内容誰も覚えていないでしょう。
やはり、せめて5分くらいの長さがあるYoutubeのほうが、
得るモノが大きいかなと思います。
まあ、どちらも暇つぶしでしかないけどね。
それにしても、ラインとPUPGは韓国、TikTokとアリババ、荒野行動は中国
と、中韓の勢いがIT業界ではすごいですね。
日本は生産側に回れず、ひたすら消費をして搾取されていくしかないのかな。
2018/07/16記事作成