どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。
農家をやるにあたっての問題点として「休みが無い」という問題があります。
水を1日2日上げなくても問題が無いタイプの野菜や果樹を育てている農家ならいくらでもやすめますが、特に畜産となると朝晩は餌やりや病気やけがのチェックをしないわけにはいきません。そうなると365日働くということになります。
ただ365日毎日朝から晩まで忙しいかというとそういうことはなく、収穫時期など忙しい日でなければ、1日3時間から位の労働で終わらせることができる日も多いです。
なので、同業農家複数と連携し、月曜日はAさんの牛舎もみるから、代わりにAさんが火曜日にうちの牛舎をみる、代わりの人が来てくれる日は休む、代わりに行く日はその分多めに働くということができれば休みが取れる。
ただこれをするには、同じレベルの力量と考え方を持っている農家同士でないと難しいし、代わりにほかの人の牛舎を見ているときに見落としにより牛が死んだりしたときの補償問題など、あとあともめそうなことが多い。
そうなると交代で休むということが難しいということになる。
ただ今なら牛舎に安くカメラもつけられるので、休んでいるときもそのカメラでチェックして問題があれば代わりに入っている人に電話するということもできるから、昔ほどはできないことはないだろう。
それでもまだ、農家の間には人に任せることへの不信感と面倒くささが付きまとう。
やはりしっかりとした畜産ヘルパー会社を作り、きちんと保険にも加入し、何かしらかヘルパー中に問題が起きれば、保険金が下りるような仕組みを作ることが大事だ。
そことしっかり契約書を交わしたうえで、週1日面倒を見てもらうというのが良い。
しかし、そうなるとそれをお願いするときのコストがかなり高いので、利益が出なくなってくるんだよな~
一番良いのは親戚同士やご近所同士で、迷惑はお互い様という精神で助け合うしかなくないか。結局従来通りになるな・・・・
やはり法人化して何名か人を雇うしかないな。ただ雇われで牛飼いしても大して儲からないのだよなあ。個人事業主ではなく会社員だから経費とか使えないし。
そうなると、フリーランスとして活動し、1年契約とかで複数の農家と契約をし、格安でヘルパーをやる代わりに、ヘルパー先の施設や牧草地を間借りして小規模で自分の牛も育てるという段階を、本格的に専業農家として牛飼いをする前にやるというのが良さそうだ。
そういう若手を育成していけば良いか。最初は自ら損得抜きにして、格安でヘルパーをやって回るという活動を始めて、信頼を勝ち取っていってから、その動きを若手に教えていけば良いかな。その活動の中で、廃業をしようとしている農家も出てくるだろうから、そういうところの土地などをうまく安くで借りて若手が使えるようにもしていけるか。
10年間人の倍働いてその仕組みを作れれば、残りの人生は週休2日で牛飼いができるかな?
そういう自分が最初損してでも休める仕組みを作る!ということをやる人間がいないと、休める農家が多いという地域にはなれないだろう。
20211205記事作成