どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。
梅雨入りする前に暖地型牧草のジャイアントスターグラスを手植えで植えていっています。
一般的な植え方としては、2節以上の長さで茎をカットし畑にバラマキ、トラクターを使ってすき込んでいく形を取ると思います。
ただこれだと定着するまで時間がかかり定着するまでの間に雑草が入り込んできます。
また畑全面を一気に変えていく時にしか使えません。
私としては、ローズグラスなど他の牧草が生えている畑の雑草が生えている部分やはげている部分にジャイアントスターグラスを入れていき、数年かけて全面をジャイアントスターグラスでいっぱいにするという作戦を考えています。今生えているローズグラスを破棄するのももったいないし。
ということで本題ですが、
ジャイアントスターグラスをどのように植えていくかというと、
①畑の隅に堆肥を積む
②その上にジャイアントスターグラスの株を10株くらい植える
③1年後堆肥の上は全面ジャイアントスターグラスになっています
④それを株単位で根から取り、植えたい場所に穴を掘って埋めていきます。
堆肥の上なので柔かく手すぐ掘れます。
堆肥がまだ根についているので肥料もまく必要なし。
ちなみにジャイアントスターグラスは栄養があまりない土だとより良い場所を求めてどんどん茎を伸ばして道路の先までも伸びたりしますが、堆肥の上のように栄養豊富な場所にたどり着くとそこからは移動せず、そこで密集して増殖します。その性質を利用して堆肥の上で植える用の株を作るのです。
こんな感じで牧草地に生える雑草を抜いた場所などに株ごと植えます。
ちなみに植えたあとしばらくで植えた株の葉は枯れますが、根は生きていますのでまた生えていきます。
植えやすさもかんがえると1度草を狩り、下の根だけ植えていった方が植えやすいのでおすすめ。
3週間もするとその株は定着することはもちろん、茎や根を伸ばして周りに広がり始めていますね〜
特に梅雨入り前に植えていけば梅雨の間に大幅に広がっていきます。
ただ別に年中やっても大丈夫です。
基本は植える用の株を各畑の隅に堆肥をおいて作っておき、草刈り後にはげている所や雑草が生えているとことに植えていけば数年でジャイアントスターグラス畑にできます。
ジャイアントスターグラスは穂をつけないので、狩りおくれで栄養価が大幅に下がることもないです。
さすがに冬場は伸びが遅くなるのですが、刈らずにかなり長めになっていても牛の嗜好性はそこまで落ちないので、秋に刈らずに温存しておいて冬場に刈るということをやれば冬で牧草が足りないということもないです。
20240512記事作成