狂乱の時代バブル時代
ところどころyoutubeのCM、TVのCMなどでも、バブル時代を懐かしむようなものが流れています。
日本に勢いがあったあの時代に戻りたいという願望なのだと思います
大卒の4割が1部上場企業に入社できたといわれる時代。
公務員なんて儲からない職業につくやつの気がしれないといわれた時代。
私はその時代に小学生にもなっていなかったから、まったく雰囲気がわからないが、
国民全員がイケイケになっていた時代のようです。
いわばミニマリズムの対局のマキシムな時代です。
だからといって、今よりバブル時代のほうが今より良かった~
というのは感覚がおかしいと思います。
時代は常に進化していくものなので、昔は大変だったことが
今ではは簡単にできるようになっているということが起きます。
たとえばバブル期のころには東南アジアに旅行に行こうと思ったら、
旅行代理店を通してホテルと航空券を買わなくてはならず、
沖縄からタイへの2泊3日の旅行ですら、20万円とかかかっていたわけです。
今なら自分でLCC航空券を予約し、airbnbやゲストハウスに泊まれば
2泊3日5万円とかでいけます。
また、タイからスマホひとつでその場で航空券を予約し、世界中へ簡単に飛ぶことができます。
昔なら、タイの旅行代理店に行って騙されながらなんとか航空券やバスチケットを
買わなければなりませんでした。
YoutubeのおかげでCDやDVDを買わなくても無料でいろいろなものを
見聞きできます。
昔なら、わざわざレンタルしに行ったり、買ったりしなければなりませんでした。
ネット通販で、世界中から簡単においしいもの、珍しいものを買えるようになりました。昔なら現地に行って買うか、高い手数料を払ってだれかに手に入れてきてもらうしかなかったわけです。
このはてなブログのようにSNSも発達し、だれもが自分の意見を世界中に発信できるようにもなりました。
昔なら有名人しかできなかったことです。
1000株単位で証券会社に電話して注文しないといけなかった株式投資も、
スマホひとつで数百円からできるようになりました。
どう考えてもバブル期の小金持ちより、現代のちょい貧乏人のほうが便利で楽しい
暮らしを送れているとも思いませんか?
バブルを懐かしがっている層は、現代のインターネットの波に乗り遅れて、
その利便性に触れていないから、そのようなつまらないこと言っているのでしょう。
また、現代の、バブルにあこがれている若い子が、その時代にタイムスリップしたとしたら、不便すぎて気が狂いそうになることでしょう。
昔を懐かしがるよりも、今を昔よりもっと楽しい時代にできるように
がんばっていきましょう!
高価なものが多くて幸せというのは、バブル期の古い脳の発想です。
貧乏を楽しみつつ、数は少ないけど気に入っているものに囲まれている生活を
どうやって送るかを考えるべき時代ではないでしょうか。
では、ありがとうございました