どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。
よほど大きな牛舎で飼わない限り多かれ少なかれ起こるのが、牛がうんこの上に座ることによりうんこが毛にこびりついて取れなくなることによってヨロイがつくことです。
セリ前の子牛は洗うことでそれを落としてからセリにつれていきます。

ただ、十分にふやかして、そ〜とこすらないと毛ごとヨロイが取れてしまい、ハゲができてしまいます。
ハゲがひどいとセリの際に「ヨロイ跡あり」と放送がわざわざされます。大きく値段を下げるわけではないですが、値段を下げる要因の一つです。
ヨロイをつける→管理環境が悪い
ということですので。
とわいえ、敷料大量に入れてもフンの上に座る牛はわざわざ座るので、どうしても少しはつく。
うちは離乳までは母牛たちの食べ残した草を敷料代わりに敷いているので、その段階まではそこまでウロコはつきません。
ただ食べ残しの草が大量に出るわけではないので、離乳〜セリまでは敷料無しで飼っていることもあり、まあまあヨロイがつきます。
つきにくくする方法として、ヨロイ落とし剤を定期的に牛の体にまいている。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.tochiginowagyu.com/info/4561/amp/%3Fusqp%3Dmq331AQGsAEggAID
→こういうやつの一種を。
ただ全身にまいていると数万円単位でコストがでてくる。
なので特に毛の薄い太ももだけにまくようにしました。
太もも以外は毛が長く密度も高いので、多少毛が抜けてもハゲるほどではない。
こうすることで子牛以外に母牛にまいても、週1でまいても月3000円くらいで済む。
何らかの菌を含む溶剤なので、太ももにまくだけでも牛舎の床全体にうっすら菌が広がり、全体的にフンが分解されていく感じもする。
週1でまくことでフンがついたあとも、ちょっとこするだけで落ちるし、あまり毛の根元にこびりつかず毛先についているだけの事が多いし。
まあ、最近は寒くて乾燥しているからその効果もあるけど。
ということで太ももだけでも全頭にヨロイ落とし剤をかけていますよ。
本当は全頭に行き渡るくらい敷料をまいていくのができればよいのだけど、なかなかそこまでのお金は出せないので、しばらくはこの方法でしのぐよ。
父が引退したら、妊娠鑑定済後〜出産1か月前までの期間は牧草地をパドックにしてそこで放し飼いをしていく予定。
それで空いた牛舎スペースで子牛房を広げてヨロイがつかないくらいの面積を作りたいな。
20251215記事作成