どうも、ありとあらゆるものを断捨離した結果として、冷蔵庫無し生活を1年半続けていた、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。
その代わりに干し器で干して保存食にしたり、
ぬか漬けにして保存したり
戦前の生活を再現するイメージで、何とかやってきました。
それはそれで楽しいし、干すことによってうまみが増すことも、実体験としてわかりました。
調味料は常温保存が意外ととできますし(ソース以外はいける)、
卵は常温で2週間保存できました。
ということで、冷蔵庫無し生活は問題なくやれていました。
しかし、自炊のレベルを高く保とうとすると無理が出てきます。
一般的に、冷蔵庫無し生活をしているミニマリストは自炊をしない人が多いです。
外食で済ますとか、コンビニ弁当で済ますという人が多い。
つまり、料理を作らないから冷蔵庫無しでもいける!という派です。
たまに、冷蔵庫がないなりに工夫して自炊生活をするタイプの人もいます。
その場合は、食にあまり興味がない人が多い気がします。
そもそも、1日1、2食しか食べないし、その食事も毎日同じようなメニューで構わないというタイプかな。
だから、冷蔵保存できない食材を使わずに料理をしたり、保存できないものでも、買ってきてすぐに料理することでそれを補ったりすればいけます。
でもそれだと、料理の幅が狭まるのです。
買い物の幅も狭まります。
夏場、日持ちしないレタスなどは1個丸々買うことはできません。
1/4カットのものを買うことになり、コスト高になります。
納豆などはだいたい3、4パックのまとめ売りですから、買えません。
納豆は常温だと1日でだめになりますからね。
冷蔵庫で麦茶を作ることもできませんから、温かい飲みか水を飲むことになります。
ということで、冷蔵庫無しで自炊をすると料理の幅が半減するのです。
1年半冷蔵庫無し生活をしてみて、分かったことがあります。
それは、私は衣食住のうち食の断捨離ができないタイプのミニマリストであるということです。
「衣」に関しては、服をすべてアロハシャツに統一するというミニマリズムで、スタイルを確立できました。
沖縄に住んでいるということもあり、真冬でもアロハシャツに上着を一枚着るだけでしのいでいます。
下も、年中、ジーンズとクロックスのみで過ごしていますし。
私の衣に関しての、節約系ミニマリズムのレベルは高いと思います。
住に関しても、寝袋とごろ寝マットさえあれば部屋に何もなくても大丈夫という感じになっているので、レベルは高いでしょう。
しかし、どうにも食に関するミニマリズムは徹底できていません。
というか、その気がありません。
私はすべての欲求の上に、「お得においしいものを食べたい」という欲求が来ています。
ある意味、それが生きている最大のモチベーションかもしれない。
旅行に行くときの目的も「おいしいものを食べる」がメインです。
四柱推命の占い的にも「食神」という項目に分類されるみたいです。
食神(しょくじん)
食神とは衣食住を司る星とも言われる程、飲食を好み表現力も豊かな性質を持っています。見かけもややふっくらとした印象があり、楽天的で心に余裕があります。美的感覚に優れ、趣味や道楽的な事に縁を持ち、豊かな表現力や才能を発揮出来る様になれば、それによって生活して行く事もできる恵まれた意味を持ちます
<一言で言うと>……温順のんびり、伝達
<長所>……(柔軟、自然、冷静、公平、おおらか)
<短所>……(執着できない、諦めが早い、マイペース、冷たい、現実離れ)
「何のために生きているのですか?」
という根源的な質問に対して、
「家族のため」とか「仕事のため」とか「この世に自分の考えを広めるため」とか
壮大な答えがあると思いますが、私の答えは、
「お得においしいものを食べるため」に生きているのです。
低次元な答えですみません。恥ずかしい。
でも、そうなんだもん!
ということで、冷蔵庫があることで納豆も買えるようになったし、レタスも買える。
ふるさと納税で肉3kg届いても保存が簡単にできるのです。
食のレベルが格段に上がります。
食に関するミニマリズムは、諦めます。
そこを制限すると生きていて楽しくありません。
それ以外はミニマリズム精神で、効率よく生きていくミニマリストとして生活していこうと思います。
ということで、ミニマリストを極めよう!という話になると、
ベッド、TV、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジを断捨離すべしとなると思いますが、
冷蔵庫はやはりあったほうが便利です。
食に興味がないというタイプの人間ではないのなら、冷蔵庫まで断捨離はやめたほうが良いかもしれませんな。
2019/05/21記事作成