どうも、節約系ミニマリストのルパン座3です。
現在台湾の台南に旅行 に来ています。
来た理由は、台南に新しく作られた慰安婦像を見に行くためです。
この像に対する観光客と台南の人々の反応を見たいというのもありました。
建てられている場所は、台南の一番の観光 スポットである
林百貨店の道路斜め向かいです。
台南に観光で来たら、外国人必ずこの百貨店に行くことになると思います。
それくらいもつ台南観光のマストの場所です。
なぜこの場所に建てられたかと言うと、
この場所には、台湾の野党である 国民党の台南支部があるからでするからです。
その敷地内に建てられたというわけです。
前日台湾南部は 、熱帯低気圧によりスーパー豪雨となっていました。
そのため、今日も朝からずっと雨が降っています 。しかもお盆の前日でした。
それもあり、わざわざ この像を見に来た人間は私だけだったようです。
像の前で1時間この記事を書きながら待っていましたが 、
5秒以上この像を見ていた人は一人だけでした。
ほとんどの人が 、あることに気が付かないかのごとく スルーして通過していました。
もしくは、ちらっと 1、2秒見て 通過していくだけでした。
だれも写真は撮っていきません。
なのでその程度の関心しか、払われていないです 。
この像のせいで 日台関係が悪くなるということは あんまりなさそうです 。
その点はホッとしました。
このように道路挟んで、
斜め向かいに像が あります。
建てる側からすると、最高の立地です。
横の建物は 国民党の台南本部です。
国民党が、こんなにも新中国路線になってしまったことを
創設者の蒋介石 はどのように 考えるでしょうかね。
そもそも、国民党は中国共産党との戦いの中で、
軍中楽園という国営の慰安組織を持っていたので、
お前らが言うな!というのが、台湾人の意見みたいです。
このような感じで青空に、すすきをバックにした写真の下に 、
慰安婦像 と台湾とは関係ない南京事件についての 説明文も書いてあります 。
台湾と関係のない、中国と関係がある南京事件について書くということは、
国民党は中国共産党の手下ということでしょう。
幸いなのは 韓国の慰安婦像と違って
少女ではなく 婦人像となっています。
意図的かどうかわかりませんが、
美人ではない普通の女性という顔で
作られてます。
像の土台と回りの壁には 、4面に中国語、英語、韓国語、日本語で文字が書かれています。 この四つの言語の人間に見せたい ということでしょう。
日本語版の文章がこちらになります。
所々書き方がおかしいところがあるので、
純粋な日本人にチェックをさせていない文章だと思います。
読んでいただければ分かる通り、
日本人としては 嫌な文章だと思います。
特に、台湾と直接関係ない南京事件について書かれているのは 、
政治的な意図しか感じません。
おそらくこの像は 、半永久的にこの場所に建てられたままになると思いますが 、
誰もこの像に対して、気を止めない、 どうでもいい存在として
存在するだけなのかもしれません 。
沖縄には 親中派が建てた中国の属国を示す 龍柱がありますが 、
それは沖縄の人はもちろん 中国人も誰も興味を示さず、
見に来ない無駄な建物となっています 。
そんな感じなのかなと思います。
としたら、もういいかなと思いますが、
日本の政治家には 慰安婦像を排除できるように、努力はしてほしいです。
以上、台南からの現地リポートでした。
2018年8月23日 記事作成