どうも、節約系ミニマリストのゆるいてんちょうです。
3年半後に退職し、半年職業訓練校で畑作を学んだと、和牛繁殖農家の傍ら、いくつかの農作物を作っていきたいなと考えています。
ただ実家が離島ということもあり、何の農作物を作るかについてかなり縛りがあります。作るのは良いけど、島外にまで売りに行くことが難しい。
農作物を作るにあたってのうちの実家の島のメリット、デメリット
メリット
イノシシ、鹿、サル、クマ、たぬき、カラスなど野生動物による食害がゼロ。なぜなら生息していないから。せいぜいキジがちょこちょこつまむ程度。
気温が高いため農作物の成長は早い。冬でも農業できる。
年間7万人くらい観光客が来る(主に夏場)
デメリット
台風がきまくる
離島から本土へは輸送コストがかさむので利益が減る、新鮮なうちに運びにくいので葉物野菜はきつい
ウリ科植物、一部柑橘類、さつまいもに関してうちの郡には強力な害虫がおり、それが発生したら一切島外に出せなくなる
このようなことを踏まえ、うちの島での主な農産物は
サトウキビ、サトイモ、インゲンとなっています。
サトイモとインゲンはハウスで栽培するので今からやるのは面倒ですし、やるからには利益を出さないとハウス代分赤字が大きくなります。
サトウキビは連作障害が起きにくく、台風にも強く、ほっとおいても育つので台風が多い島では最適な植物ですが、いかんせん単価が安く儲かりません。
あとトンでいくらという計算でやるので、品質を向上させても儲けが出ませんし、ネット販売で売れるものでもないです。
個人的に一番気になるのは、ネットで個人販売をするときに送料がめちゃくちゃかかるという点と届くまでほかの本土地域より2日程度遅れるです。
そのため日持ちするもので、少量高単価のものでなければネット販売でも利益が出せません。
できればネット販売ではなく島の中で売り切ることが望ましい。
この縛りを突破する農作物がなかなか思いつかなかったのですが、昨晩急に思いつきましたよ。
この農作物を育てれば離島でも儲けやすい!
それは、ハバネロです。
最近はいろいろな新品種の辛い奴らが増えてきたので存在感が弱まってはいるけど、まだまだ辛い=ハバネロのイメージは強い。
ハバネロは辛さの中にもフルーティさも併せ持つので、普通の料理の中にも取り入れてアクセントをつけることができる。
他のジョロキアとかだと辛すぎてマニアしか買わないが、ハバネロなら興味本位の素人から辛い物マスターまで幅広く顧客が見込める。
大量に料理に使うわけでもないので少量500円とかでお土産として空港や港で売り出せば、けっこう買ってくれるのではないだろうか。
南国星砂ハバネロ☆とかそんなネーミングでさ。
うちの島は観光客が多いわりに、いまいちお土産として定番というものがない。なので観光客は何か変わったものを多少割高でも買いたいな~と考えているはずだ。
そこにハバネロという隙間産業で戦うのだ。
ちなみにハバネロは実がなった後、肥料と水を与えないことで辛みを増しさせてそだてます。だから水分量が非常に少ないので日持ちもします。冷蔵庫なら1か月もつ。
逆に水をたっぷり与えて育てれば辛めのピーマンくらいの感じに抑えられる。
それを利用して辛みの強いものと弱いものを合わせて作るとバリエーションが出てよい。
空港と港で売り、併せて町のスーパーにも卸し、飲食店にも直接売り込んでいけばけっこうな数さばけるのではないだろうか。
沖縄のおしゃれな直売所にも卸せば高くても売れそうだし。
売れ残ったものはドライハバネロにしてまた売ることもできる。
沖縄県内で本格的に作っている農家も少ないようだし、いけるのではないかな。
問題は台風耐性がどの程度あるかだな~
あと、農家が作らないのには理由があるはずなのでそれがなんなのかだな。
1年目小規模に作って見て、反応を見て調整すればよかろう。
どうせ和牛生産で利益は十二分に出るからハバネロ赤字でも大丈夫だ。
和牛でがっちり儲けは確保しつつ、いろいろな作物、販売方法に手を出しつつ、ゲストハウスとか台湾朝食屋とか他の仕事もやっていく、これが私が目指すゆるい農業です。
その様子をブログやユーチューブでも公開して広告収益&顧客確保もするのだ。
いや~楽しみだな。
そのためにも3年半しっかりお金をためて種銭を作るぞ~
20201114記事作成